
こんにちは、コボヒロです。
僕はいま、絶賛ゲロをまき散らしております。
泥酔した人がビックリして介抱を始めてくれるぐらいの量です。
そのくらい猛烈な吐き気に、今なお襲われています。
この記事を書きながら、いつでもトイレに行けるよう、準備だけはしています。
異常な悪臭を放つ廃墟を0円でレンタルしちゃいました。
人間と同じで、外見だけの判断は良くないものだと、若干の後悔があります(笑)
きっときっと、人間が住んで良い空間ではない、、、のかもしれません。

早くも企画倒れになりそうな予感がヒシヒシしています。
10~20年間放置された、カラオケボックスらしい。
この物件の所有物さんから話をよーくっ聞くと、もとはカラオケルームとして使われていたらしいです。
なんでも昭和時代のバブル期に、プレハブ型のカラオケボックスがかなり流行っていたらしく、
バブルがはじけたのと同時に、大量のプレハブ型カラオケボックスが潰れみたいです。
んで、そのときに大量に廃棄になるハズだった大量のプレハブの1つを、当時の価格、80万円で買い取ったらしいです。
最初は自分でカラオケをやったり、打ち上げに使っていたらしいのですが、少しずつ景気が悪くなり、最後には誰も寄り付かなくなってしまった、とのことです。
そして月日は流れ、令和2年。
私がその扉を開ける、そんなノリみたいです。
さてさて、そんな往年のカラオケボックス、読者の方に見てもらいましょう。
カブトムシの香り漂う室内へ。

この隙間でも十分な殺傷能力を有しています。
クサいって言葉では物足りない。
でも、地獄って言葉は少し言いすぎな香りです。
画像には映っていないと思いますが、小さなありんこ結構います。
ゴミステーションの方がまだ綺麗かもです。
女性の等身大パネルと、天井の照明などが歴史を感じさせます。
ちっさいライトなんて、完璧にカラオケボックスの名残ですやん。
冷蔵庫の中身チェック。
この部屋のクサさは多分、冷蔵庫だと思います。
食べ物とかあったら一発でしょ、、、
きっとそう遠くない未来、コイツとは戦う運命です。
現状、まずは敵の戦闘力を見ておいて損はないハズ。
いくぞ、いくぞぉぉぉお!!!!
せーの、、、


唯一の救いは、電気配線が生きていること。
散々ゲロをまき散らした僕が言うのもなんですが、この部屋、別に悪いところだけではありません。
腐っても元はカラオケボックスだったので、電気的な配線はしっかりしていますし、何より回路がキチンと生きていました。
電気は完全に専門外ですし、素人はワンチャン感電で死にますからね、、、

あと、防音性にも優れてることが地味に嬉しいポイントでした。
窓とドアを閉めれば周りの雑音を完全にシャットアウトできます。
(マジで雑音は嫌いです。)
もしも完成したら、ポッドキャストを始めよう。
そうだ、、、そうだよね。
悪いところばかりを見るな、俺。
良いところを見よう。
8年前に誰かが入ってる形跡アリ。
冷蔵庫に入っていた、『はじけてレモンソーダ』という商品は、サンガリアが2012年に発売したモノみたいです。
公式サイトで見つけたので間違いないハズ。
すなわちこの冷蔵庫は、2012~2013年のどこかでここへ運び込まれたモノである、と推定することができます。
それでも7~8年前か、、、その当時はどんな感じだったんだろう。
少し気になりますが、ここまで来たらやることはただ1つです。
いっちょやるか、DIY。
次回予告:全力、家賃0円生活──Vol.3 廃墟をお掃除(未公開)
