筋トレ・健康

部分痩せではなく、全身痩せで美ボディを目指すのが賢い選択だと言い切れる理由。【部分痩せが不可能なのは既に論文で証明済み】

2019年7月28日

部分痩せではなく、全身痩せで美ボディを目指すのが賢い選択だと言い切れる理由。【部分痩せが不可能なのは既に論文で証明済み】

こんにちは、部分痩せの風雲児こと「コボヒロ」です。

ダイエットが成功してからというもの、メールで多くの質問・相談をいただきます。

その中で女性から特に多い質問・相談は、

「二の腕が太いです!腕痩せの方法教えてください。」
「美脚になりたいです!足痩せの方法教えてください。」
「シックスパックになりたいです!お腹周りの痩せ方教えてください。」

的な文言のメールが日夜おびただしい量で送られてきます。

そのすべての人に

「悪いことは言いませんから部分痩せは早急に諦めて、全身痩せに方針転換しましょう」

という提案をさせていただいております。

残念ながら「部分痩せは不可能」と言うことは論文ですでに証明されています。

なので、多少厳しい道のりになるかもしれませんが、素直に「全身痩せ」を目指しながら美ボディ・マッチョボディを作った方が賢い選択です。

「部分痩せ」は絶対に無理で不可能なこと。

100万円賭けてもいいですけど、部分痩せは絶対に無理で不可能なことです。

なんかすいません、女性の夢を1つ壊してしまって、、、でも事実です。

世の中にはびこる「部分痩せ」というものはそもそも存在しません。

夏前になるとコンビニやTSUTAYAの雑誌コーナーには、

「足をマッサージすれば美脚になる!!」
「二の腕マッサージでたるんだ二の腕を引き締めましょう!」
「お腹周りの脂肪を揉んであげることで脂肪燃焼しやすくなります!」

的な雑誌が多く平積みされていますが絶対に嘘です。

もう一度断言します。

部分痩せは絶対に不可能なのことなのです。

「部分痩せが不可能」ということは論文で証明されている。

「部分痩せ」について検証した論文は数多くありますが、その中で最も信頼できる実験は、

「腹筋運動を1ヶ月やった後のウエストサイズと体脂肪率の変化を観察した」

というものです。

結果、ウエストは細くなりましたが、その部分の体脂肪率に変化はありませんでした。

ウエストが細くなった理由は、腹筋が引き締まったことが原因です。

この結果から、目的の部分を狙って体脂肪を落とす、もしくは痩せることは不可能だということが証明されています。

ここで鋭い人ならちょっとした疑問が浮かび上がってくると思います。それは、

「なぜスクワット(脚を鍛える運動)やアームカール(腕を鍛える運動)ではなくお腹周り(腹筋運動)で検証した論文が一番信頼できるのか?」

ということです。

実はお腹周りの脂肪は、二の腕や太ももなどよりも先に痩せて行く性質があります。

しかし、その性質はダイエットで全身的の体脂肪を落とさない限り現れることはありません。

つまり、腹筋を割った美ボディが欲しい場合は全身を満遍なく引き締めながら、脂肪を落としていくのが最も効率よく痩せることが出来るのです。

そもそもあなたは部分的に太れますか?

多くの人は論文を信用してくれると思いますが、それでも「いや、私は違う!」と少しひねくれた人もいると思います。

そんな人は「自分の脂肪を任意の場所につけることができるのか?」という切り口で部分痩せを考えてみましょう。

外的要因により部分的な脂肪が落とせるのならば、外的要因に誘発された内部の何かが作用した結果、脂肪が燃焼した、というロジックが成り立つハズです。

ということは、その内部の何か(ホルモン的なモノ?)に指令を出しているのは「脳」、すなわち「思考」ということになります。

その仮定が正しいのであれば、

「自分で思考した部分に任意の量の脂肪をつけることができる」

ということが成立しない限り、部分痩せの理論はそもそも成立しません。

つまり「今日食べた脂肪は脚につけよう!」ということができない限り、部分痩せができることの証明にはならないということです。

無理ですよね?

少なくとも僕は生まれて26年が経過しますが、未だに

「くびれのある二の腕だけデブ」
「美脚のクセに首回りだけデブ」

といった人間に会ったことがありません。

そして僕自身いくら「脂肪よ、手首につけ!!」と思考しても、手首だけに脂肪がついた試しがありません。

というぐらい無理でキツイ話が「部分痩せができる」と言っている人たちの主張なのです。

avatar
部分 痩せ美
なんで論文で証明されているのになぜ未だに「部分痩せ神話」が蔓延しているの?

僕も気になったのであらゆる文献を調べてみました。

そしたら案の定「資本主義の弊害」が顔を出しました。

「部分痩せ」はダイエットアイテム業界が儲かるから宣伝しているだけ。

結局、企業が儲かるから嘘の情報がいつまでも消えない」のです。

「腹痩せ」「足痩せ」「腕痩せ」に理論的な根拠はまったく無いのですが、ダイエットのアイテムを作っている業界的にはかなりの儲けや需要があるので

「部分痩せ」のような都合の良い謳い文句をみすみす見捨てるわけがありません。

そして「お腹周りの脂肪は二の腕や太ももなどよりも先に痩せていく性質」を上手く情報加工して利用しているのが、

部分痩せの代名詞とも言える「ラップ巻きダイエット」や「マシーンダイエット」、痩せたい部分に塗り発汗を促す「スリミングジェル」などの部分痩せアイテムたちです。

僕自身実際に使ってみましたが、発汗による部分的な脱水で細くなったような気は確かにしました。

が、当たり前のようにその部分の脂肪が減っている訳ではないので、1日もしない間にすぐ元に戻ってしまいました。

やはり「全身的な運動をしながら、バランスの取れた体を作る」以外にナイスバディを手に入れる方法はない、ということです。

絶対に買ってはいけない「部分痩せアイテム」3選

最後に多くのブログで「効果ありまっせ!!」と紹介されているアイテムをまとめておきます。

ここにある商品を買ったらちょっと「乙w」な感じなんで気をつけてください。

部分痩せ系の商品の99.999%は効果がありません。

興味本位でページを覗いてみる分には別に良いと思いますけど、購入することはマジでオススメしません。

これらの商品を買うぐらいならジムに行ったり、プロテインを買った方がマジで有意義です。

① キャビテーション系

キャビテーション系

部分痩せの代名詞

価格帯「1~5万円」

② スリミングジェル系

スリミングジェル系

塗って、発汗して、元通り。

価格帯「3千~1万円」

③ EMS系

EMS系

「電気の刺激でマッチョになれる」ワケがない。

価格帯「3~10万円」

気がつきましたか?

どのモデルさんも全身のスタイルが均一に整っていることに。

誰一人として部分的に痩せている人なんていないんです。

これが悲しき「部分痩せ」の現実になります。

まとめ

脚や腕、お腹などを入念にマッサージしたり、クリームで外的な刺激を与えたり、電気的な刺激を与えても根本的な解決にはなりません。

「部分痩せを信じる、そしてそれを実行する」

その真の意味は「人生をドブに捨てている」と同じ意味です。

ダイエットに楽な道なんてありません。

「ジムで筋トレして汗を流す」
「有酸素運動で脂肪を燃やす」
「スポーツで全身を鍛える」

結局は素直に王道を進むのがいつの時代でも最短ルートなのです。

でわまたっ、よきダイエット生活を!

おまけ:「朝にプロテインを飲む、そして30分の筋トレをする」それだけで5キロは痩せる。

もし「ダイエットに際して何か買いたい!!」と思っているのならラクシブのプロテインビューティーをおすすめします。

これは令和最高の「ダイエット商品」と言っても過言ではないプロテインです。

「筋トレ」と「プロテイン」が1つになった、コスパ的にもクオリティ的にも最高の商品です。

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