こんにちは、「コボヒロ」です。
バイトテロで何かと話題を振りまいているセブンイレブン。
その原因は低賃金だということで多方面から叩かれていますが、その流れに便乗してこんなニュースが流れてきました。
・心身が追い詰められて「19時間営業」を実施したオーナーに対して、24時間営業に戻さないと違約金1700万円を請求するなどと通告したセブン-イレブン・ジャパン。
・「24時間営業」も「ドミナント戦略」も、フランチャイズ本部からすれば、データに裏打ちされた戦略である。https://t.co/QABR7Hfi3E
— コボヒロ / 自己啓発の専門家 (@kobo_hiro) February 21, 2019
なにか1つでも叩けることがあるなら徹底的に叩いてやろうとする日本風潮、
ぼくは嫌いです。
しかし、このニュースは悔しいことに学べる要素が多く隠されています。
どんなことが学べるのかというと、
「約束や契約は死ぬ気で守れ。」
ということです。
序文はこれくらいにして、さっそく見ていきましょう。
マスコミとメディアのたたき方は異常
そもそもマスコミやメディアの叩き方は異常です。
「そんなことニュースにするなよ。」
と思うことがしばしばあるのですが、それでは成長がありません。
今回のニュースの内容をざっくりまとめると、
「契約に違反したオーナーにセブンイレブンが罰則金を要求している。」
ただそれだけです。
ただそれだけなのにセブンイレブンは批判されています。
こういう風潮がぼくには理解できません。
「契約を破ったら何かしらの制裁が下る。」
当たり前じゃないですか?
セブンイレブンが1店舗なくなってもだれも困らない
2019年2/23現在でセブンイレブンの店舗数は「20,260店舗」ほど存在しています。
その中の1店舗がつぶれても困る人なんてほとんどいないハズです。
このオーナーは、
「妻が亡くなったことで肉体的にも精神的にも追い詰められている。」
と情に訴えていますが、
そこまで精神的に追い詰められている状態なら、セブンイレブンのオーナーなんてする必要はないです。
オーナー本人も仕事をしていて辛いだろうし、
お客さんにもいいサービスを提供することができないので、だれも得をしません。
それだったらオーナーを辞めてしまえばいいだけです。
「そんな無責任なこと言うな!」
そんな声が聞こえてきそうだが、無責任ではありません。
収入がない、すなわち働けない状態ならば、生活保護を受給して働かなければいい、
という話です。
「妻が亡くなったことで肉体的にも精神的にも追い詰められている。」
そのぐらいの精神状態なら、すんなり審査は通るはずです。
契約を守らない、約束を破る。そっちのほうがはるかに問題
「契約を守らない、約束を破る。」
ぼくはこっちのほうがはるかに問題だと思います。
そしてなにより気持ち悪いのが、
ルールを破っておいて、情に訴えてくる浅ましさです。
自分が追い詰められたり、仕事で失敗したら、
泣いて誤魔化す。はぐらかす。
そんなことが当たり前になってしまう世の中になるほうがぼくは怖いし、問題だと思います。
謝罪なんてゴミ以下の価値
多くの日本人はルールを破ったり、仕事で失敗したら、
「少し頭を下げて謝罪すればそれで済む。」
そう考えている人が多いです。
しかし、それは違います。
ルールを破ったら、ルールを破ったら人は責任を取らないといけません。
ルールとは、契約とは、そういうものです。
そのために契約書が存在している、ということを忘れてはいけません。
もし、どうしても謝罪をしたいのであれば、
「ごめんなさい。」
ではなく、
「次は○○○します。」
と改善案と誓いを立てたほうがはるかに良いです。
謝罪なんてモノに価値はないのですから。
政治家が「ルールは破っても謝罪すればOK!」の風潮を生み出している
日本に「ルールは破っても謝罪すればOK!」みたいな風潮が浸透しているのは、おそらく政治家のせいです。
日本の政治家が選挙をするとき、いくつかの公約(マニュフェスト)を掲げますよね?
たとえば、安倍政権の2014年衆院選の自民党公約(マニュフェスト)なら
- 「経済再生・財政再建」
- 「地方創生・女性活躍推進」
- 「暮らしの安全・安心、教育再生」
- 「積極的平和外交」
- 「政治・行政改革」
- 「憲法改正」
です。
しかし、選挙に当選してからその公約(マニュフェスト)がすべて達成されてはいません。
すなわち、最初から複数のウソをついていることになります。
そのウソは適当に謝罪すればいいと考えていたり、
都合のいいデータに改ざんして達成したことにしてます。(公文書の改ざんなど。)
こういうニュースをみて「てきとーなことを言っても、謝れば許されるんだ。」
と考えてしまうのです。
要は、参考になる人物が日本にはいないということです。
そういうことならば、視野を広げて海外に目を向ける方法はありません。
ぼくが「ルールを守る」という概念を人に教えるのなら「ドナルド・トランプを見習え」と教えます。
ドナルド・トランプは現在のアメリカ大統領です。(以後トランプ大統領と呼ぶ)
トランプ大統領ほど、契約やルールを守る人は世界中どこを探してもいない
この記事でトランプ大統領が「政治的に優秀だ」とか「くそ野郎だ」などを議論する気はありません。
あくまで公約(マニュフェスト)を守る、という一面だけを見ての評価ということを忘れないで下さい。
「公約(マニュフェスト)は何が何でも実行しなければいけない。」
というその誠実なまでの熱意を見習いましょう。
その最たる例が「メキシコとの国境の壁問題」( 国境への壁の建設はトランプ氏の大統領選挙の公約である)になります。
トランプ大統領はメキシコとの国境に壁を建設するために、
国家非常事態宣言をすることも辞さないという意思を表明しています。
(ちなみに国家非常事態が宣言されると、マリオがスターをとったような状態になり、大統領の意思1つでなんでもできます。)
トランプ大統領の凄いところは、自分で掲げたルールに従順なところです。
しかも、そのルールを守るためには手段は選ばないところを素晴らしいです。
日本の政治家にここまでの誠実さと熱意があるだろうか?
少なくともぼくは見たことがないです。
「日本の政治家は自分の既得権益を守るのに精一杯である。」
これがぼくの政治家に対するイメージです。
もちろん日本は大統領制ではないので、そこまでの熱意をもつことは難しいとは思います。
最も「信頼」というモノを理解している大統領である
日本のテレビやネットニュースなどは、この一連の対応について批判的な報道をしているようだが、それはズレた考え方です。
本質的な評価をするのなら、
「選挙で宣言した、公約(マニュフェスト)を守るために全力で戦っている、
政治に対して熱意にあふれた真摯な大統領がいる。」
というべきです。
繰り返しになりますが、この記事でトランプ大統領が政治的に優秀だとかダメだとかを議論する気はないです。
あくまで、ルールや契約を守る、という一面だけを見ての評価ということを忘れないでください。
みなさんと次の記事でお会いできるのを楽しみにしています。
でわまたっ