こんにちは、「コボヒロ」です。
なにかを達成した人の体験談で、
なかなか耳にしない単語があるということに気がつきました。
それは「勢い」という単語です。
何かを達成させたいなら「勢い」とはどういったモノで、
どのような価値があるのかを覚えておいて損はないハズです。
序文はこれくらいにして、さっそく見ていきましょう。
勢いとはなんぞや?
「何かを達成するなら勢いは大切だよね。」
こんなことを突然言われもみなさんピンとこないと思うので、
少しかみ砕いた単語での表現をいくつか書いておきます。
・ノッている
・ツイている
・キている
・ノリ
そんな状態が「勢い」のある状態になります。
ではこの「勢い」がなぜ大切なのか見ていきましょう。
「勢い」を殺すということは、成功を遠ざけるに等しい
ぼくと共通のイメージを持てるように、
「自転車に乗れなかった頃の自分」
というものをイメージしてみましょう。
最初に自転車というモノの存在を知るのは、小学生ぐらいですよね。
キッカケは人それぞれだと思いますが、
ある人は同級生が颯爽と乗っている姿を見て、
またある人は、お兄ちゃんやお姉ちゃんの乗っている姿を見て、
「あれはなんなんだ?ぼくも乗ってみたい!」
といった感情が沸き起こって、ワクワクした日のことを思い出したハズです。
そうして誕生日プレゼントで念願の自転車をもらって、その日から夢中になって練習したと思います。
はじめは何度も転んで泣きながら、自転車を乗るための練習をしていました。
時には、転ぶのが嫌になって、練習を辞めてしまったこともありましたよね。
それでも3日ぐらいしたら、痛みなんて忘れてまた練習を再開していました
そうやって少しずつコツを覚えて、1メートルずつ乗れる距離が伸びていきます。
そしてある日突然、昨日まで3メートルしか乗れなかった自転車に、
一気に乗れるタイミングが訪れます。
10メートル、15メートル、20メートル、、、
それはもう地平線の彼方まで進んでいけるような感覚に陥ることでしょう。
さてここで質問です。
あなたはそのまま自転車を無心で漕いで自転車に乗り続けますか?
それとも自転車を降りますか?
また、あなたが親なら、
「危ないから1回降りなさい!!」と言いますか?
それとも、「行けるところまで行ってみろ!!」と言いますか?
少し考えてみてください。
・
・
・
この問いにどう答えるかで、
その人が無意識であっても「勢い」というモノを理解しているのかがわかります。
そのまま自転車に乗り続けるタイプ、「行けるところまで行ってみろ!!」という親
このタイプの人は、勢いを殺すことの罪をよく知っていて、
勢いについて十分理解ができています。
このタイプの人は、起業家などの難しい職業に就くことをオススメします。
1度勢いに乗ったときの感覚は、2度と味わうことができません。
勢いに1度でも乗ったら、どこまでも進むことが大切です。
自転車を例にするのなら、自力で転ぶまでとことん進むべきです。
親だったら、最後まで応援してあげるのが務めです。
自転車を降りるタイプ、「危ないから1回降りなさい!!」という親
このタイプの人は、勢いを殺すことの罪を理解していません。
勢いについての理解が不十分です。
安定志向の考え、保守的な考えの人に見える思考パターンです。
このタイプの人は、公務員などの安定した職業に就くことをオススメします。
勢いがある状態は、成功に向かって大きな1歩を踏み出している途中なのに、
そこで自転車から降りてしまったり、「危ない!」なんて言ってしまう人は、
大きな成功を小さな成功にすり替えてしまっています。
それが罪です。
人生には山あり、谷あり
「そんなことを言っても、所詮自転車だろ?人生とは関係ないじゃん。」
いえいえ、大アリです。
人生こそ自転車にそっくりです。
一度漕ぎ出した自転車は、漕ぎ続けなければならないのですからね。
しかし一生「勢い」を保てる、というワケではありません。
人間は欲の深い生き物ですから、1度乗った勢いを常に保ちたいと考えてしまうのですが、
いつかは必ず失うときがきます。
その原因が、寿命なのか、加齢なのか、スキャンダルなのか、自分より勢いのある人が出てきたのか、
キッカケは誰にもわかりませんが、間違いなく勢いを失う瞬間はみな平等に訪れます。
勢いを失ったら冷静に。
もしあなたが勢いを失ったら、一度落ち着きましょう。
そして何か別のモノに焦点を合わせてみてください。
たとえば、
ビジネスで勢いと失ったら、海外旅行に行ってみるとか、
ブログ記事を書くぞ~!という勢いを失ったら、筋トレを始めてみるでもいいかもしれません。
とりあえず、違う何かを始めることをオススメします。
自転車に例えるなら、1度でも止まってしまった自転車を動かして進んでいくエネルギーと、
自転車をひたすら漕ぎ続けているエネルギー、どっちのほうがエネルギーの消費は少ないですか?
シンプルに考えればわかりますよね。
1度失った勢いを取り戻すことは、大きなエネルギーが必要なのです。
だからこそ、1度でも勢いに乗れたのなら、どこまでも進むことが重要と言えるでしょう。
それではみなさんとは、また次の記事でお会いできるのを楽しみにしています。
でわまたっ