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言葉は汗と同じ。一度外に出たら二度と体内に戻ることはない【覚悟と責任をもって情報発信をしよう】

2019年2月26日

言葉は汗と同じ。一度外に出たら二度と体内に戻ることはない【覚悟と責任をもって情報発信をしよう】

こんにちは、「コボヒロ」です。

最近Twitterで、

「社畜乙!」

みたいな風潮があるのですが、

ちょっと如何なものなのかなと思い、今回は記事にしてみようと思います。

「みんな頑張ってるよね!」

とはだれも言いません。

なんで上下関係をつけたがるんだろう?

序章はこのくらいにして、さっそく見ていきましょう。

人間には得意不得意がある

人間には必ず得意不得意があります。

その得意不得意がある人間が集まることで、巨大な力を生み出していくのが企業というものです。

その企業にも、もちろん得意不得意があります。

「面白いアイディアを提供し続ける企業」
「世界一美味しいお菓子を作り続ける企業」
「たくさんのモノを安く提供することのできる企業」
「先進的な技術を世界で一番早く形にすることができる企業」

いろいろあります。

そんなことは周知の事実です。

しかし、その事実を認識している人が意外と少ないです。

「人間は働いているステージで、その人間の価値が決まる。」

そんな考え方をしている人が多すぎます。

活躍するステージが違うだけでみんな頑張ってるよ

「会社員=ポンコツでダサい。」
「個人事業主(フリーランス)=スマートでカッコいい。」

そんな考え方が当たり前になりつつある昨今ですが、そんなことはないです。

活躍するステージが違うだけで、会社員もスマートでカッコいい人はいます。

もちろんフリーランスより給料は安いですが、会社員には会社員のすごさがあるんじゃないかな、とぼくは思います。

安易に会社員を「社畜」という括りでくくるのは少し危険な気がします。

確固たる信念でそういう情報を発言をしているのなら問題はないのですが、

まわりに流されて言っていたり、なんとなくトレンドに乗っかっているだけなら、

今すぐにやめたほうがいいです。

信念のない発言ほど見苦しいモノはないですからね。

政治家も「個人事業主(フリーランス)=スマートでカッコいい。」という風潮に焦っている

その風潮に政治家や各所のお偉いさんたちも焦っています。

どこかの政党のおじさんが

「オンラインサロンは如何なものか?」

みたいな発言をしたのが記憶に新しいと思います。

その発言をした理由は、フリーランスが増えると企業で働く人が減り、人不足問題が加速する可能性が高いからです。

そしてなにより懸念されているのは、日本企業の技術力の低下です。

政治家が本当に恐れているのはそこです。

少し前の「大きな企業への就職は新卒で味わっておこう【付加価値が簡単につく】」

という記事でも話しましたが、

日本企業は約400万社あります。その中で大企業は0.3%しか存在しません。

具体的な数字にすると、大企業は約12,000社しかないということになります。

残りの99.7%、すなわち398,800社は中小企業ということになります。

ゆえに、日本の中核技術は中小企業から生まれていたり、中小企業が支えているといっても過言ではありません。

その中核技術が海外に流出するような事態になれば、日本の立ち位置はさらに厳しいものになっていきます。(すでに厳しいんですけどね)

だから、その風潮を少しでも消したくて批判してんだと思います。

よくわからないデータなんて信用するな

「1人でも稼げる優秀な人は、個人事業主(フリーランス)になる傾向が強いです。」
「その反面で、1人では稼ぐ力のない人が企業に残る傾向にあります。」

という統計データや話をよく耳にしますが、実際にはそんなことないです。

たまたま、

「1人でも稼げる優秀な人は、個人事業主(フリーランス)になる傾向が強いです。」
「その反面で、1人では稼ぐ力のない人が企業に残る傾向にあります。」

というデータを採るためにサンプルした人間に、

そういう考えの人が多い傾向にある、という話です。

だから、企業にも優秀な人はたくさんいます。

そもそも論になってしまいますが、「イケハヤさん」レベルで超優秀な人たちは、そんなアンケートになんか答えません

なぜなら、そのアンケートに答えている時間で、ブログを書いていたり、動画を撮影してYouTubeに投稿した方がはるかに有意義だからです。

要は何が言いたいかのというと、

「そこそこのレベルの人が、そこそこのレベルの話をしたがっている。」

だけということです。

経済産業省ですらデータの改ざんをする時代なのに、よくわからない企業がとったデータなんて、

あまり参考にしないほうがいいですよ。(正しいデータのとり方をしているのかもわからないですし。)

「社畜乙!」も一種のマーケティング

情報を発信して広告などでお金を稼いでいく人たちは、一般人には真似できないような情報量を発信し続けています。(真似るべきところはこういうところ)

「一般人には真似できないような情報量を仕事として流している人」と、

「守秘義務のある普通の会社員」だったら、憧れるのは単純接触効果により、

「一般人には真似できないような情報量を仕事として流している人」ですよね。

だから、ネット界隈では「イケハヤさん」のことが好きな人が多いです。

その理由ってこういう理論だと思います。(アンチも多いみたいですが、、、)

ちなみにぼくも「イケハヤさん」のことは好きです。

彼の狂気と言えるまでの仕事量、その真摯な姿勢がたまらなく好きです。

あの仕事量は「師匠のいない起業家」「個人事業主(フリーランス)」は本当に見習うべきです。

なぜか「アンチが多い。」と言われているみたいですが、

みなさん普通に生きてて、嫌いな人とか必ず出てくるじゃないですか?

その母数が増えたから顕在的に見えているだけで、取り立てて騒ぐことではないと思います。

一般人が発言をするときは慎重に

インフルエン力の高い人が、

「社畜乙!」
「会社員って安月給すぎん?」
「まだ会社で働いているの?」

などの発言をするのはわかるんですけど、それに便乗してインフルエンサーを目指している人が、

「同じ考え方ならワンチャンある!」

みたいな考え方をしている時点で、あなたの魅力は失われ、底は見えている気がします。

なんのために情報を発信しているのか?

それをもう一度考えたほうがいいと思います。

もしあなたが会社員を否定するために情報発信を始めたのならば、それは素晴らしいことだと思います。

でも、

「会社員をディすれば、フォロワーが増えるからディする!」
「インフルエンサーたちがそう言っているから、ぼくもわたしも同じことを言えばいいんだ!」

と考えているのなら、その考えは改めたほうがいいです。

心ないあなたの発言で傷ついている人がいることを忘れてはいけません。

覚悟と責任をもって情報発信していきましょう。

みなさんと次の記事でお会いできるのを楽しみにしています。

でわまたっ

芸能界にたとえると、、、

Twitterはいま、芸能界でローラさんが爆発的に売れたときに増えた、

「ハーフため口タレント」みたな状態になっています。

いまやその「ハーフため口タレント」はみんなお上品ぶっています。

結局最後まで残ったのは、ローラさんだけです。

このたとえが良いのかわかりませんが、

長期的にみた場合トレンドに乘ることの愚かさが見え隠れしますよね。

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