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日本一分かりやすく「Gbps」「Mbps」を解説しています。

2019年1月25日

日本一分かりやすく「Gbps」「Mbps」を解説しています。

こんにちは、コボヒロです。

今回は「Mbps・Gbps」の英単語を解説していきます。

固定回線の契約、携帯キャリアの更新の際に出てくる「Mbps・Gbps」という少し小難しい英単語。

それを今日は攻略してちょっとだけ賢くなりましょう。

最初はなじみのない言葉が少し出てきますが、全体的に難しい内容ではないのでサクサクッと読んでみてください。

それではこれからよろしくお願いします。

何はともあれ「Mbps・Gbps」を要素分解。

まずは「Mbps」と「Gbps」を分解していきましょう。

今回は「M+bps= Mbps」「G+bps= Gbps」で分解していきます。

「M」と「G」は仲間で、「bps」は共通の意味です。

少しだけ分かりやすくなりましたね?

「M」と「G」ってなに?

この記事内で「M」と「G」が表しているモノは「単位」です。

単位とは、「M=メートル」「cm=センチメートル」「kg=キログラム」「g=グラム」「km/h=キロメートル毎時」 などが世の中には数多く存在します。

定規を持っていれば、自然と「M=メートル」や「cm=センチメートル」が使われ、

体重計に乗っていれば、自然と「kg=キログラム」「g=グラム」が使われ、

車に乗っていれば、無意識に「km/h=キロメートル毎時」を使います。

このように私たちの生活には様々なところで単位というモノが染みついています。

これらは目に見えるがゆえに、すぐに認識でき感覚的に理解可能なのです。

ではなぜ「Mbps」と「Gbps」は理解できないのでしょうか?

その答えは「目に見えないモノ」だからです。

鋭い人はお気づきかもしれませんが、「M」と「G」が表しているモノは「情報の世界の単位」なのです。

その一部が「M=Mega=メガ」「G=Giga=ギガ」と呼ばれるモノなのです。

普段聞きなれない単語だと思いますが、どうかアレルギー反応を起こさずに読み進めてください。

※正確に言うと少しニュアンスが違うのですが、普段の生活の会話で支障はないので割愛させてもらいます。

気になる人は「SI接頭辞」を覗いてみてください。(←外部ページに飛びます)

情報の世界の単位とはなんぞや?

まず最初に皆さんに覚えてほしいことがあります。

ここだけはもう覚えるしかないです。

リンゴを初めて見た子どもに「これはリンゴというんだよ」としか言えないように「こういうモノなのだな」と思ってください。

情報の世界の最小単位は「bit」です。(呼び方は「ビット」)

ちなみに、現在暗号資産で流行っている「Bitcoin」の単位は「Bits」で「ビット」と呼びます。

この両者には何の関係もないので、混同しないようにして下さい。

まぁ、雑学程度に覚えておくとどこかで「ドヤッ!」出来るかもしれませんね(笑)

話を戻しましょう('ω')ノ

「1bit」は、必ず「0」と「1」のどちらかの情報(意味)しか持ちません。

そして「1bit」が8個揃うと、初めて1つの「意味」を持つことができます。

すなわち「8bit=1つの意味」ということになります。

ここで頭の良い偉ーい学者は閃いてしまったのです。

「……これさ、新しい単位作ったほうが良いじゃね?www」と。

そこで生まれた単位が「Byte」です。(呼び方は「バイト」)

ちなみに「1Byte=8bit=半角英数字1文字分のデータ量」です。

たとえば、

「A=01000001」や「B=01000010」という具合に、全ての文字や記号、数字にこういった情報が振り向けられています。

ちなみに、日本語は全角表示なので「1文字=2Byte」と半角英数字の倍のデータ量になります。

(イメージとしては、な=na=8bit+8bit=16bit=2Byte、という思考まで閃けば天才です)

ただ覚える項目は以上です。

ココからは「1000倍ごとに新しい単位に変わっていく」だけです。

1000Byte=1KB(キロバイト)
1000KB=1MB(メガバイト)
1000MB=1GB(ギガバイト)
1000GB=1TB(テラバイト)
1000TB=1PB(ペタバイト)……って具合でまだまだ続いていきます。

一応表を作っておいたので、スクショしてフォルダに忍ばせておくと良いかもしれません。

参考までのデータ量の目安は

「1KB=約500文字(日本語)」
「数十MB =高画質のPC用壁紙1枚」
「数百MB=約5分間のフルHD動画」

という認識をしておくと、ざっくりとした情報計算をするときに役に立ちます。

例えば、

「今月残り3ギガ(GB)しか残ってないよ(笑)」みたいな会話があったら、

「3ギガ(GB)ということは3000MBだから、フルHDの動画は50分しか見れないし、画像なら1000枚しか見れないじゃん!」

という返答を返せれば「なんかコイツすげぇな、、、」と思われること間違いなしです。

これで情報の世界の単位については理解できましたね。

次は残りの「bps」についてみていきましょう。

注意:この記事では分かり易く1000倍で単位が繰り上がっていますが、厳密に言うと1024倍で単位は繰り上がります。

1000倍は国際単位の表現です。どちらで覚えても日常は問題ないです。

青のりのようにお好みでどうぞ。

「bps」とはなんぞや?

もう少しで全貌が明らかになりますからお楽しみに(*´з`)

bps=bits per second(ビット毎秒)で、

呼び方は「ビーピーエス」でも良いし、「ビットパーセコンド」のどっちでも大丈夫です。

別の表記だと「bit/s」「b/s」と表記している場合もあるので少し注意してください。

肝心の意味ですが「1秒間に伝送できるbit数」のことを指しています。

さっそく先ほど学習した「bit」が出ましたね。

知識を使う準備は大丈夫ですか?ちょっと不安だと思う人は、もう1回読み返して下さいね。

※もしイメージするのが難しかったら、自動車のスピードメーターをイメージすると分かり易いです。

自動車のスピードメーターは、kph=kilometer per hour(キロメートル毎時)でkm/hと表記しますよね?

これは「1時間でどれだけの距離移動できるか」を表したものです。

対するbpsは、それが距離ではなくbit数に変わっただけです。

ココまで知識を総動員して「100Mbps」と「1Gbps」の意味を読み解くと?

「100Mbps」「1Gbps」の意味は、

「100Mbps=Mega bits per second=1秒間に100メガバイトの情報を送信できる=1秒間に約5分間のフルHD動画相当のデータが送られてくる」

「1Gbps=Giga bits per second=1秒間に1GB(ギガバイト)の情報を送信できる=1秒間に1000MB(メガバイト)の情報を送信できる」

まとめ

「Mbps」や「Gbps」という単語が出たら、

「数字が大きい方がたくさんの情報が送れる!」という認識でばっちりです。

しかし、くれぐれも「単位」には注意してください('ω')ノ

でわまたっ、最高の通信速度を!

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