筋トレ・健康

ダイエットを制す者は「脚の筋トレ」を制す。脚トレがダイエットに必要な科学的理由と脚トレ6つのメリットついて【そうだ、スクワットをしよう】

2020年4月10日

ダイエットを制す者は「脚の筋トレ」を制す。脚トレがダイエットに必要な科学的理由と脚トレ6つのメリットついて【そうだ、スクワットをしよう】

こんにちは、脚トレ大好きコボヒロです。

「ダイエットを制す者は、脚トレを制す」という言葉があるぐらいに脚の筋トレ『脚トレ』はダイエットにおいてとても重要です。

脚トレは辛くまさに地獄と呼ぶにふさわしい代物です。

なのでついつい、「脚トレをしている人はドМの変態だ」という偏見を持ってしまうものですが、自ら選択して脚トレをしている人たちが見ている地獄のは少し違います。

脚トレが好きな人は地獄の先にある、脚トレの先にあるメリットを常に見ているから辛いトレーニングでもハードにこなすことが出来るのです。

そメリットは痩せるという希望かもしれないし、強靭なメンタル作りの一環かもしれません。

それは脚トレを始め、進み続けた人間にしかわからない世界観でしょう。

そこで今日は脚トレを実際に継続してきて個人的に体感したメリットや、科学的根拠に基づいた「脚トレのメリット」について話していきます。

多くの人が魅力的に感じる「太りづらく痩せやすい体」を作り上げる土台にもなる脚トレの魅力に今日は迫っていきましょう。

脚トレ6つのメリットと魅力

1.ボディバランスが向上し、印象や見た目が良くなる。

パンパンな大胸筋、鬼のような背中が肉体に装備されているにも関わらず、下半身が細い人、専門用語では「チキンレッグ」と呼びます。

こんな感じの人がチキンレッグです。

ねっ、最高にダサいでしょ?笑

でも、脚トレをしない人は

「脚なんて服を着たら見えないから鍛えんわw」
「モテたくて筋トレしてるから脚は鍛えません。」
「脚が大根は絶対に嫌だ」

という事を口を揃えてよく言います。

しかし残念ながら、ボディメイクは脚トレをするかしないかで体全体のクオリティが大きく左右されます。

男性の場合は脚トレの有無でカラダのバランスがいとも簡単に崩れてしまうので、脚トレをしなければしない分だけ体に大きな違和感が生まれます。

俗にいう「アンバランス」「不釣り合い」「ミスマッチ」という言葉だけが良く似合う体になってしまうのです。

なので男性の場合は、脚トレをしない人がカッコ悪く見え、脚トレをしている人がカッコよく見えるという現象がおきます。

一方、女性の場合はもともと筋肉がつきにくいという特性がありますので、脚トレをしている人がカッコよく見え、脚トレをしていない人は特に目立つことはありません。

男性ほどに女性は脚トレをサボる弊害は少ないですが、それでも見た目を重視する人たちにとって脚トレはとても大切なモノだと言えるでしょう。

2.脚トレ(スクワット)にはダイエット効果がある。

知らない人は多いかもしれませんが、人間の筋肉の約6割は下半身に集中しています。

その中でも筋肉量の多い順番にランキングしていくと、

1位「大腿四頭筋」
2位「大臀筋」
3位「ハムストリングス」

という順番をハインリッヒの法則に則ると、これら3つの部位で「3~4割」の筋肉量はあることが想定されます。

ゆえにこれらの3部位を鍛えている人間と、鍛えていない人間とでは筋肉の量が単純に3~4割違います。

筋肉量が3~4割違うのであれば、基礎代謝も3~4割近くの差が生まれます。

当たり前かもしれませんが、基礎代謝の大小はダイエットにおいてとても重要な要素の1つになってきます。

基礎代謝が高ければおのずと消費カロリーが増えるので楽に痩せることが可能になります。

もちろん、上半身を鍛えて基礎代謝をあげても良いのですが、時間的な効率を考えるとやはり下半身を鍛えるのが最も手っ取り早いと言えるでしょう。

脚トレはダイエットにおいてそこまで重要な存在なのです。

3.減量期が地獄から天国に変わる。

先ほどの続きになりますが、脚トレをしておくと「減量期」がきつく苦しいものから、天国のように感じるようになります。

基礎代謝量が向上するということは、太りづらく、痩せやすいカラダを作っているとも言えるのです。

そのためダイエットでは敬遠されがちな「揚げ物」「ビール」「おかし」などの食品でも、ある程度なら好き勝手にバクバク食べれます。

おまけに「夏前だから、、、」という理由で過激で無茶苦茶な食事制限をする必要性も全く感じなくなります。

これは春から夏にかけてのボディビルダーの人たちを見ていればよく分かります。

ゴールドジムにはボディビルの大会やコンテストに出場する人が多く在籍していますが、1番気合の入った筋トレは間違いなく

「減量期のスクワット」

だと断言できます。これは100%言い切れます。

減量期に入ったボディビルダーの選手たちを見ると、脚トレの日は鬼気迫る表情で

「うぉぉぉぉぉぉお!!!」

とゴリラさながらの呻き声を上げながら死ぬ気で脚トレしています。

それほどまでに重要な筋トレが「脚トレ」なのです。

4.脚トレの後はご飯を食べる気力がなくなる。

で、脚トレを実際に追えたボディビルダーさんたちに

「この後何食べるんすか?w」

と興味本位で聞いてみると、

「食欲ないからプロテイン飲んで寝る、、、」

と、肉体の彫刻家と言われるトップボディビルダーの人たちでさえ、脚トレは人間の「食欲とカロリーとやる気」を根こそぎに奪っていきます。

筋トレ初心者や筋トレ中級者がこの鬼畜な筋トレである「脚トレ」をダイエットや減量に活かさない手はないでしょう。

確かに脚トレは太ももが着火したかのような錯覚を覚えるほどにキツいですが、脚トレをしないダイエットや減量はその3倍はキツいです。

今の苦しみを取るか、未来の地獄を取るか。

選ぶのあなたですが、僕は「脚トレの苦しみ」を取った方が人生のコスパ的にお得だと考えています。

5.脚を鍛えると「胸の筋トレ」「背中の筋トレ」の安定感が増す。

「腹筋をしているのになぜか脚が疲れる」
「背中に効かせたいのに脚がピクピクしている」

こんな経験をしたことのある人って意外と多いのではないでしょうか?

これは脚の筋肉量が足らないため、効かせたい部位が悲鳴を上げる前に、関係ない脚の筋肉が悲鳴を上げていることが原因で起きています。

上半身の筋トレが大砲だとするならば、下半身はその土台作りのようなモノです。

例えば、

  • ベンチプレスで踏ん張るときに脚を使う。
  • デッドリフトでバーベルを持ち上げるときに脚を使う。
  • アームカールをする時の姿勢の維持に脚を使う。

このように上半身お筋トレは下半身がしっかり育っていないとのすべての種目で質の良いトレーニングが成り立ちません。

現代の筋トレで上半身のみ発達をさせるのは体の仕組み的にかなり難易度が高いのは明白な事実です。

なので、逆に上半身だけマッチョな「チキンレッグたち」は、ある種かなりの努力家と言えるでしょう。

この下半身の重要性については、筋トレにハマればハマるほどヒシヒシと感じるものです。

目安としては「ベンチプレスで80kg」「デッドリフトで100kg」を超えたあたりから、脚の重要性を実感すると思います。

急に壁にぶち当たり「脚の踏ん張りが他の筋肉に追いついていない」ことを体験するでしょう。

恥ずかしながら僕自身も経験したので、興味のある人はぜひ体験してみて下さい(笑)

筋トレに限らず、脚の筋肉の重要性はどのスポーツでも共通しています。

例えば、

「ボクシングには蹴り技がある」と言われるぐらい、プロボクサーが繰り出すストレートというモノは、足腰で踏ん張り、足腰の全筋肉を連動させた上で上半身の筋肉を使って放つので、相手は余裕で一撃失神してしまいます。

他にも、野球のピッチャーも強靭な足腰がないと150キロを超える球速を出すことは難しいでしょう。

プロレスも足腰が強くないとIWGPヘビーのベルトを戴冠することはおろか、受けの美学を完遂することはまずできません。

このようにあらゆるスポーツにおいて最も重要なことは「脚の筋トレ」なのです。

そしてその脚トレは「美ボディ・マッチョボディ作り」や「ダイエット」においても同じことが言えるのです。

6.有酸素運動をする必要がなくなる

脚トレで下半身をしっかり鍛えておけば、ダイエットや減量期にわざわざ有酸素運動をしなくてもよくなります

脚トレを週1でもいいからやるだけで、体型の維持・向上ができるのも大きなメリットです。

実際にゴールドジムのトレッドミルやランニングマシンを見渡してみると、「ボディビルダー」や「フィジーク」の選手たちはまずいません。

その理由は簡単で、筋トレガチ勢は脚の筋肉が十分に仕上がっています。

なので、有酸素運動をやらなくても食事制限だけでいとも簡単に痩せることが出来てしまいます。

ちなみに、死ぬ気で30分走っても消費できるカロリーは「240カロリー」です。

1kgの脂肪を燃焼させるのに必要なカロリーは「7200カロリー」なので、30日間休まずに30分間の有酸素運動をしてようやく1kg痩せる計算になります。

かなり効率の悪い痩せ方ですし、有酸素運動は長時間やればやるほど太る仕組みなのでオススメしません。

ここまでを総括してみると

脚トレのメリット

・ボディバランスが向上する
・脚の筋肉が引き締まり美尻、美脚になる
・ダイエット効果がある。
・有酸素運動をする必要がなくなる
・他の筋トレの安定性が向上する

そしてこの脚トレのメリットを効率的に享受できる筋トレこそが「キングオブエクササイズ」の呼び声が高い「スクワット」なのです。

脚トレ初心者は『スクワット』だけで十分。

最も大きな筋肉こと「大腿四頭筋」
お尻の筋肉こと「大臀筋」
太腿の後ろの「ハムストリングス」

この筋肉たちを最速最短で破壊してくれる筋トレが「スクワット」です。

さらにスクワットは、腰、背中に加えて足首、股関節、膝関節など、あらゆる筋肉繊維とパーツが参加する複合種目なので、爆速でカロリーを消費してくれます。

1つの種目でこれだけ多くの筋肉繊維とパーツが総動員できる筋トレ種目が他に無いため、スクワットは「キング・オブ・エクササイズ」と呼ばれているのです。

スクワットのやり方は諸説ありますが、適当にYouTubeで検索して真似るだけで十分効果があります。

YouTubeで「スクワットの方法」を調べる。

脚が太くなるほど脚トレができる人は1%以下

「スクワットは脚が太くなるから嫌だ」

女性やファッションにこだわりを持っている男性たちは揃いも揃ってその類の不満を口にします。

が、どうかご安心してください。

実際に筋トレマニアの聖地「ゴールドジム」ですら、スクワットをして脚が太くなる人は体感値で100人に1人いるかいないかです。

おまけに脚トレをサボる「チキンレッグ」も山のようにいます。

ゴールドジムで筋トレをしている筋トレガチ勢ですら嫌がるぐらいキツい筋トレが脚トレになります。

そして筋トレというものには「筋肥大を狙う筋トレ」と「引き締め効果を狙う筋トレ」の2つがあります。

この記事を読んでいる人の99.9%は「引き締め効果を狙う筋トレ」しかできないと思うので、まずは余計な心配はせずに脚トレを始めてください。

なぜなら、筋肥大を狙う筋トレをするには、

自分の全力を常に打ち破ることを考えながら筋トレをしており、最後には

「ぐぬぁぁぁああ!!!」

と言う猛獣のようなうめき声をあげながら全力を振り絞り、最後の最後はセーフティーバーに助けられることで筋トレが終われる、

というトレーニングを半年継続できた人だけに「筋肥大」というプレゼントは待っています。

いま説明した筋トレ以外は全て「引き締め効果を狙う筋トレ」になるので皆様どうかご安心ください。

僕も脚に関しては筋肥大を狙う筋トレはできません。

だって、本当につらいんですもん(笑)

まとめ

上半身がみんなの人気者だとするならば、下半身は影の立役者のような存在です。

多くの人はカッコいい「上半身」にスポットライトを当てがちですが、本当に重要なのはその上半身を支えている下半身だということを覚えておくと、ダイエットや減量がスムーズに進みます。

でわまたっ、スクワットの向こう側で!

オススメの記事(集計中...)

-筋トレ・健康