教育

親が子どもの可能性を殺している【子どもたちに子供らしさを】

2019年2月7日

親が子どもの可能性を殺している【子どもたちに子供らしさを】

こんにちは、「コボヒロ」です。

ぼくは20代半ばで、あるライフステージの変化に気がつき始めました。

その変化とは、まわりに既婚者で増えて、20代から子育てをしている人が増加しているという変化です。

ぼくは子育ての経験がないので、子育ての知識は皆無なのですが、

「なんか子育ての仕方間違ってない?」

と感じる友人が多かったので、ぼくなりの考え方をまとめてみました。

序文はこれくらいにして、さっそく見ていきましょう。

※あくまで個人の見解ですので、あまり気を張らずにサラサラっと読んでみて下さい。

子どもは無限の可能性を持っている

子どもには、無限の可能性があります。

子どもは好奇心旺盛で、見るもの聞くもの触れるもの、そのすべてがエキサイティングに感じる毎日を送っています。

エキサイティングゆえに、石を投げたり、花ビラをちぎったり、

アリの巣に水を流したり、破滅的な行動をとることも珍しくありません。

「元に戻せなくても、とりあえず取り壊して調べてみる。」

それが子どもです。それが探求心というモノです。

子どもが家で卵を持ち出し、ジャグリングの練習をしていたとします。

あたなが親ならまず何をしますか?

「やめなさい!」
「卵が割れる!」
「危ないから戻しなさい!」
「落としたら誰が掃除すると思ってるの?」

これらの選択肢をもしあなたがとっているとしたら、今すぐにやめたほうが良いです。

あなたは子どもの可能性を殺している「殺人者」になってしまいます。

ここが一番大切で、

「卵が落ちたら壊れる。」

ということを子どもに発見させましょう。

そして卵が割れたら黄身が出てきて、

「これがニワトリになるんだ。」

という事実を教えてあげましょう。

子どもは、

「なぜこのドロドロした液体がニワトリになるんだろう?」

と不思議に思います。

そうすると理由を知りたくなり、

あなたに「なぜ?」と聞いてくるでしょう。

その「なぜ?」すなわち知的好奇心こそが最も重要で、

あなたの子どもが将来、生物学に興味をもつかどうかの別れ道になっているのです。

この気づきを子どもに教えることで失った卵はいくらですか?

よく卵を買うぼくはわかりますが、10個で200円ぐらいです。

1個20円ということになります。

20円の卵を失うことで、あなたの子どもが生物学に興味を持つかもしれないんですよ。

破格の授業料じゃないですか?

あなたは子どもの可能性を殺していませんか?

子どもに秘められた探求心の価値を理解していない親があまりにも多すぎます。

先ほどの卵のたとえで、

「やめなさい!」
「卵が割れる!」
「危ないから戻しなさい!」
「落としたら誰が掃除すると思ってるの?」

とあなたが怒っている理由は、

ただ家庭の秩序を保ちたい・守りたいだけなんです。

あなたの思考やエゴが子どもの可能性を殺しています。

今度は子どもがキッチンに入って鍋や蓋で音をたてていたとします。

そうすると親であるあなたはなんて言いますか?

「鍋が傷む!」
「やめなさい。」
「壊れたらどうするの?」
「こっちは疲れてんだから騒ぐな!」

心当たりのある人が多いんじゃないですか?

その瞬間あなたは子どもの音響学への興味を殺したんです。

わかりますか?

子どもは探求心の塊なんです。

それなのに親である大人たちは、

「子どもに科学の興味をもってほしい。」
「最近の子どもは好奇心や探求心がない。」
「理系の大学を出ている子どもが減少している。」

こんなことを平気で言っています。

気づいていないだけで、子どもたちはみんな探求心なら生まれつき持っています。

あなたが奪っているんです。

子どもの可能性を。

子どもに問題はないんです。

問題なのはあなたの育て方です。

責任感のある子育てをしましょう

なぜあなたは自らを高めるための勉強はするのに、子どもを高める勉強をしないんですか?

親は子どもが悪いことしたとき、理由がどうであれ子どものせいにします。

しかし、悪いことをした子どもの思考回路を育てたのはあなたです。

その事実に気がついていますか?

子育てに責任感持ってますか?

子育ての話題で責任感を語る親はなかなかいません。

数十年間という長い年月、子どもの目線にたって話をしたり、話を聞いたりしている親が日本に何人いますか?

子どもの成長に犠牲はつきものです。

子育てにおける最大の犠牲はあなたの「時間」と「お金」です。

20代、30代という素晴らしい時間と、給料の8万を子どもに使うことを決めて、

あなたは愛する人との間に子を授かり、新しい命を育てることを選んだのだと思います。

その選択は非常に素晴らしいことだと思いますし、心から尊敬します。

しかしもし、、、意図しないタイミングで子どもを授かってしまったのならどうでしょう?

子育ての時間は取れない、

安月給で子どもにお金もかけられない、

結果的に喧嘩や言い争いが増えてしまう、

そんな環境で育った子どもは本当に幸せでしょうか?

子どもの可能性を引き出すのは親の責任

子どもはどんなものにでもなれる可能性を秘めていますが、同時になんにもなれない可能性も秘めています。

だからこそ、親が正しい教育をしてあげなくてはならない、とぼくは思います。

あなたが可能性を引き出してあげることで、子どもは「何か」に成ることができるでしょう。

そうすることで子どもの世界も、あなたの世界も広がっていきます。

あなたの責任感が子どもの人生に意味を与えるんです。

「それじゃあ、最高の責任感を背負えば子どもは最高に育つのか?」

とあなたは言うかもしれないが、そうではないです。

最上級の責任感を背負えば、意味のある人生を送ることができるのです。

最高に意味があれば、困難にあったり、人生が悲劇的でも価値があります。

だから、子育ては大変なのです。

大変ゆえに責任をもつのが難しく、責任がプレッシャーになってしまう人もたくさんいます。

その責任やプレッシャーに耐えられない人が、育児放棄や虐待といった形をとってしまうのです。

(ちなみに苦しみや憤り、暴力は人生において役に立ちません。)

「その解決策はあるの?」

そんな声が聞こえてきそうですが、

残念なことに、その責任やプレッシャーを避けることはできません。

責任をもち困難な道を進んでいくしかないんです。

もちろん責任の重さは1人1人平等ではありません。

「お金と時間に余裕があり、責任とプレッシャーの軽い人」もいれば、

「お金はカツカツ、毎日残業続きで、子育ての時間がない残酷で責任の重い人」もいます。

それでも進んでいかなければなりません。

誰のせいでもありません。

あなたが選んだ道なのですから。

補足:あなたは夢を追いましたか?

最後に1つ質問です。

もしあなたの子どもが遊園地にあるゴーカートで遊び終わったあとに

「ねぇ!!聞いて聞いて!ぼく将来絶対にF1のレーサーになるんだ!運転ってすごく面白ーい!」

とあなたにキラキラした目で話してきたら、あなたはなんと答えますか?

「お前にはなれないよ。」
「死ぬかもしれないんだよ?」
「今ならプログラマーなんてどうだろう?」
「いや、、、F1レーサーは収入が安定していないからなぁ、、、」

とネガティブな答えを返すのか、

「やってみろ!」
「お前なら絶対できる!」
「全力で夢に向かっていけ!パパみたいに!!」

とポジティブな答えを返すのか、

決めるのはあなたです。

もしまだ夢を追ったことがない、もしくはこの記事を読んでこれから全力で追ってみたいと思った人は、

を読んでみてください。なにかのヒントになれば幸いです。

みなさんと次の記事でまたお会いできるのを楽しみにしてます!

でわまたっ

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