こんにちは、コボ ヒロキです。
「大企業に入社したい!」
「大企業で必要なスキルってなに?」
「大企業に入社できるのは、どんな人たちなの?」
今回はそんな悩みを抱えているあなたに読んでほしい記事です。
まずは結論になります。「入社までは学歴が必要で、入社後はミスをしないことが大切。」
序文はこれくらいにして、さっそく見ていきましょう。
大企業の入社に必要なモノは優秀なエンジン
最初に優秀なエンジンを持っている人を定義しておきます。
優秀なエンジンを持っている人とは、頭が良い人のことです。
(優秀なエンジンをもっている人は世の中にたくさんいます。イメージするなら、東大、京大、慶應、早稲田あたりです。)
みなさんが義務教育、高校、大学で勉強をしなければならない理由は、
優秀なエンジンを作りあげて、最終的に企業に評価してもらうためです。
そのために毎日毎日難解な数式を解いたり、英単語を必死に暗記したりして優秀なエンジンを作ることに心血を注ぎます。
そしてみなさんが作り上げたエンジンは成績という形で数値化され、その数値をみて各企業は採用か不採用を決定していきます。
だから、優秀なエンジンを積んでいる人は大企業に入社できる、というわけです。
「優秀なエンジン=仕事ができる」は間違い
優秀なエンジンを積んでいる人が大企業に入社すると、なぜかパッとしない成績しか出せない、ということが珍しくありません。
なぜだと思いますか?
答えは、優秀なエンジンの要素というものが、補完可能だからです。
たとえば、計算が遅いなら計算機を使えば早く計算できるし、記憶力が悪かったらメモを取れば覚えられるし、
英語が話せなかったら、通訳や翻訳ツールを使えば問題ありません。
会社に入社した後、すなわち会社員になったら、優秀なエンジンを積んでいるかどうかは大した差になりません。
だから優秀なエンジンを積んでいる人が、パッとしない成績になってしまうケースが多いのです。
では、会社員になったらどんな人が結果を残していくのでしょうか?
大企業の社員になったら、必要なスキルは正確なハンドリング
最初に正確なハンドリングを定義しておきます。
正確なハンドリングとは、正しい判断ができる人のことです。
会社員になったら優秀なエンジンを持っている人より、正確なハンドリングの人間が結果を出す傾向にあります。
なぜなら、優秀なエンジンを積んでいる人(計算が早い人や、記憶力が良い人)の判断がに正しいとは限らないからです。
優秀なエンジンを積んでいる人が、右にハンドルを切ったとしてもその道が必ず正しい道とは限らない、ということです。
将棋の棋士と会社員は同じ仕事
正しい道は大抵だれでも進んで行けますが、重要なことは間違えないことなのです。
棋士は何万という棋譜や、過去の対局の経験から正しい手を選択して打っていきます。
その手の中で間違った一手を打った人が負けるのが将棋というものです。
正しい手を打つ、ということより間違えないことのほうが重要な競技だと思っています。
予想通りのことを淡々と正確にやる、それこそが最も重要なスキルになります。
予想通りのことを淡々と正確にやる、なんか会社員の人たちにそっくりじゃないですか?
毎日頑張って働いて何十年と同じ業務をしてきたのに、
一回の大きなミスで社内の信頼がガタ落ちになったり、出世が遠のいたり、減給になったりします。
会社員の方は趣味で将棋を始めると、意外と好成績を出せる人が多いかもしれませんね。
起業家には狂ったハンドリングが必要
さきほど会社員には、正確なハンドリングが必要と言いました。
それを聞いて
「私は正確なハンドリングなんてできないよ。」
「僕は人生の選択をほとんどを間違えてきた。」
という人がいたら、ひょっとしたら超優秀な起業家になれるかもしれません。
なぜなら、超優秀な起業家たちは狂ったハンドリングしかできないからです。
たとえば、右か左のどちらかの道を選んでください。
右の道は、年収600万の平凡な1本道です。
左の道は、9割が崖から落ちて死にます。しかし、残りの1割は年収100億です。
ここで狂ったハンドリングをできる人は、躊躇なく左の道を選択します。しかもアクセル全開で。
下手すれば、曲がることすらせずに直進する可能性すらあります。
これができれば、あなたも超優秀な起業家になれる可能性があるかもしれません。
頑張ってください(笑)
まとめ
「頭が良い」は、意外と役に立たないです。
意外に感じた人も多いと思いますが、たぶん事実です。
入社までは学歴が必要で、入社後はミスをしないことが大切、ということです。
でわまたっ