こんにちは、「コボヒロ」です。
ブログを書いている人なら一度は聞いたことのある、
ブログで最も大切なのは、タイトルだよね説。
タイトルが決まれば本文の流れが決まり、
「本文がなかなか書けない。」
「何を書いてよいかわからない。」
という問題を解決してくれるらしいのですが、
果たして本当なのだろうか?
そこで今回は、ブログをいろいろ研究していく中で見えてきたものと、
自分のブログを使っていろいろ研究した成果をシェアします。
1人でもこの記事を読んで
「悩みが解決した!」
と言ってくれる人がいたら嬉しいです。
まず最初に結果から話すと、
「タイトルのクオリティが違うだけでPVは大きく変わる。」
序章はこのくらいにして、さっそく見ていきましょう。
たかがタイトル、されどタイトル
タイトルは、書き手の頭がどのくらい整理されているかを反映しているモノです。
「ねじれたタイトル」
「タイトルが変に長い」
「うまく収まっていない」
こういった場合は、書き手が書きたいことやその問題をとらえきれていない場合が多いです。
Googleを使って適当な記事を検索して、
「なんか微妙なタイトルだな。」
と感じたものを一度読んでみてください。
内容が微妙な記事が多いハズです。
すなわち、タイトルを見てそのブログのクオリティが判断できる、といっても過言ではありません。
では、どのようなタイトルが悪いタイトルなのでしょうか?
じっくり見ていきましょう。
2つの悪いタイトル
大きく別けて悪いタイトルは3つあります。
3つの共通点は、抽象的で漠然としているということが問題です。
平たく言うなら、十分に具体化できていないということです。
「~とは何か?」スタイル
「人生とは何か?」のような「~とは何か?」というタイトルの記事は、しょうもないケースが多いです。
そのタイトルの何が問題なのかというと、
記事の範囲が大きすぎるということは一番の問題です。
記事の範囲がデカイと、自分の考えを展開していくのが難しく、
結論がを言い切れないケースが多いので、ブログには向いていません。
たとえば、
「人生とは何か?」
という記事のテーマがあったら、あなたはどんな内容を書きますか?
「人生とは刹那の連続である。」
「人生とは死ぬまでの暇つぶしである。」
「人生に失敗がないと、人生に失敗する。」
無限に書けてしまいますよね。
「~とは何か?」という記事には基本的に正解がありません。
ゆえに、ブログで書けるようなタイトルではないのです。
近所の書店を見てみてください。
「人生とは何か?」みたいな本は吐いて捨てるほど置いてあります。
「~とは何か?」は、本を一冊かけてもいいようなタイトルなのです。
次にGoogleで実際に検索してみました。
Googleで実際に「人生とは何か?」を検索すると、
上位10位ぐらいは偉人の名言まとめが独占しています。
あなたの人生観でアインシュタインや、スティーブ・ジョブズ、ニーチェを超えることができますか?
おそらく無理だと思います。
「~とは何か?」というタイトルは、
記事をうまく書けないし、素人が気軽に設定していいタイトルではないということです。
ただし、例外が存在します。
それは語句を紹介するホームページ、
すなわち、語句の定義づけをしているブログについては、
「~とは何か?」というタイトルに対する答えは、
必ず定義の形になるため非常に使い勝手がいいです。
「なぜ~?」スタイル
「なぜリンゴは赤いのか?」のような「なぜ~?」というタイトルも、
ブログ記事のタイトルとしては好ましくないです。
事実について既に明らかになっていることについて
「なぜ~?」を書いていっても意味がありません。
このタイトルが有効なのは、タイトルに適度な「ん?」があることが前提です。
「なぜリンゴは赤いのか?」の答えは、
「太陽の光と色素が関係している。」
という答えがすでに出ているので、あなたが書く必要性はないでしょう。
「なぜ~?」は意外に聞こえるかもしれないが、
タイトルがタイトルとして機能していない場合が多いです。
たとえば、Amazonの検索で「なぜ」を検索すると、関連の本が1万件以上ヒットするのですが、
そのほとんどは、中身がなさそうなタイトルです。
2019/2/27現在の「なぜ」ランキング1位は、
「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」(光文社新書)」でした。
(実際に読んでないので内容を理解していません。申し訳ありません。)
冷静になって考えてみると、「なぜ~?」の「~」の部分は怪しい内容に聞こえてしまうし、ほかの本を見ても実際に怪しい響きのものが多いです。
ここでは「美意識を鍛える」の部分に怪しさを感じてしまいます。
本当か事実かわからないことに「なぜ」というタイトルをつけることで、さもそれが事実で新しい定義であるかのように見せようとしています。
ここまで来てしまうと「なぜ~?」は「嘘を事実っぽくみせる演出」といってもよいのかもしれませんね。
初心者の方は注意して下さい。
惜しいタイトル
何かを改善できれば最高のタイトルになる可能性を秘めています。
記事を書くまでに時間がかかるため、時間のある人向けのタイトルです。
「○○な人は~」スタイル
「マッチョな人は普段何をしている?」のように「○○な人は~」はダメではないが、惜しいタイトル設定です。
なにが惜しいのかというと、自分のイメージで「○○な人」を決めつけてしまっていることに惜しさを感じてしまいます。
他人からみた「マッチョな人」はどのような人なのか?
というものを詳しく定義づけできていて、読者との間に共通のイメージを持っているなら最高のタイトルになるでしょう。
たとえば、
「体脂肪が一桁の人」
「シックスパックの人」
「毎日10㎞走っている人」
「ベンチプレス100㎏上がる人」
「ゴールドジムに通っている人」
どの要素を満たしている人が「マッチョな人なのか?」という調査を友人5人にしてみても良いし、
TwitterやFacebookでアンケートをしても良いし、手段はたくさんあります。
しかしここまでしてしまうと、肝心な本文を書く時間がなくなてしまうので、やはり時間のある人向けのタイトルと言えるでしょう。
良いタイトル
良いタイトルの特徴は、
「書きたい物事について何を考えたいのか」
という具体化の段階まで掘り下げているタイトルのことを言います。
具体的とか言われると少し難しい言葉に聞こえますが、要は範囲を狭めてあげればいいんです。
悪いタイトルの例を、ちょっと言い換え最高のタイトルに変えてみましょう。
「人生とは何か?」というタイトルは「人生における親の役割とは何か?」にしたほうがグッと書きやすくなるし、
「マッチョな人は何をしている?」というタイトルは「腹筋が6つに割れている人と割れていない人の違いは何か?」にすると、
記事のイメージが湧き、書きやすさが大きく変わったことを実感できたのではまいでしょうか?
タイトルに対象となる具体例を1つ付け加えただけ、
ここまで本文の書きやすさに影響を及ぼのが、タイトルというものです。
だから、タイトルは重要なのです。
良いタイトルを決まるための「万能な質問」
ココからは参考程度に見てほしいと思います。
あくまでぼくが使っている手法です。
ここではぼくの好きな「サッカーについて」というお題を具体的にしていきます。
まず最初に、
「自分がどこまで掘り下げて、その先の何を考えたいのか」
を考えてみることをオススメします。
ここでは「~について」がとれるまで掘り下げていくことにしてみましょう。
ココで登場するのが「万能な質問」です。
その質問は
「サッカーについて僕は何を考えたいのだろうか?」
という質問です。
「本当はサッカーそのものが不要なのではないか?」
「プロスポーツとして人気だが、本当にプロが必要なのか?」
「世界各国でサッカーは普及しているが、必要だから広まったのか?」
考えれば考えほど、疑問は尽きないですが、とりあえず3つぐらい質問をし終えたら、
思い浮かんだ答えの中で、一番良い答えをタイトルに組み込んでみましょう。
「サッカーはプロスポーツとして本当に必要か?」
このタイトルだと自分の意見を書くというよりも、問題点を整理して文献やブログ記事を研究後、または参考にした後、
本当にサッカーがプロスポーツとして必要なのかを考察しよう、という記事の大まかな流れがつかめてくるハズです。
この状態までタイトルを落とし込めれば、本文は書きやすいし、何を調べたらよいのかも分かり、執筆がスムーズに進むこと間違いなしです。
まとめ
ブログを書いている人の多くがぶつかる壁、
「何を書いたらよいのかわからない」は、
タイトルを具体的に変えるだけで劇的に変わるかもしれません。
「たかがタイトル、されどタイトルなのである。」
みなさんと次の記事でお会いできるのを楽しみにしています。
でわまたっ