こんにちは、「コボヒロ」です。
前回の記事で「社畜乙!」みたいな風潮は如何なものか、ということを話しました。
まだの方はそちらからご覧ください。
言葉は汗と同じ。一度外に出たら二度と体内に戻ることはない【覚悟と責任をもって情報発信をしよう】
さて今回は、フリーランス(個人事業主)に憧れを抱いてる人たちの夢をぶっ壊す記事を書いていきます。
「フリーランスって朝とか自由に起きれて最高じゃん!」
「フリーランスは上司がいないから人間関係とかで苦労しなそう。」
皆さんは恐らく「フリーランス」というものを誤解しています。
「フリーランスは、地獄です。」
序章はこのくらいにして、さっそく見ていきましょう。
会社員のままなら人生は脳死プレイ確定
僕は「個人事業主(フリーランス)」兼「会社員」のいわゆる「パラレルワーカー」と言われる職業です。
そのためどちらの生態系も知っています。
その点を踏まえた上で言わしてもらうならば、会社員は本当にラクです。
そこそこの人生でイージーに生きていきたいのなら絶対会社員をオススメします。
これは断言できます。
会社員は出勤時間は決まっていて、自分の頭を使うことなんてほとんどないし、不測の事態なんてものにもほとんど遭遇することはないです。(部署によると思いますけど)
給料は毎月決まった日に固定でもらえて、睡眠時間だってたっぷりあります。
夜ごはんを食べながら晩酌だって出来ちゃいます。
土日は友達や恋人とどこかに遊びに行き、美味しいごはんを食べ、まったりと過ごすことだって余裕です。
どうですか?最高の生活でしょ?
いま話した会社員の生活が少しでも「いいな。」と思うのなら、
あなたはフリーランスになることを諦めた方がいいです。
フリーランスは180度反対の生活を強いられます。
フリーランス(個人事業主)は軌道に乗るまで地獄。軌道に乗っても地獄。
ココからあなたの妄想をぶっ壊していきます。
フリーランスは死ぬほど忙しいです。
そしてめちゃくちゃ頭を使います。
出勤時間という概念はなく、起きたらすぐに仕事を始めて、いつでもどこでも仕事のことで頭がいっぱいです。
不測の事態なんて呼吸をするように訪れます。
時給換算したら最低賃金は下回っていることなんてザラにあるし、顧客が離れていったら給料が0円になることも十分考えられます。
睡眠時間は4時間あれば良いほうで、なんなら夢にまで仕事している自分が出てくる始末です。
夜ごはんは5分で済ませ、お酒なんて1ヶ月に1回飲めれば良いほうです。
休み??
そんなものはありません。
土日という概念は消え、「移動する時の車の量」や「人の量」で曜日を判断します。
友達?恋人?
そんなものに構っている時間なんてありません。
「友達や恋人と遊んでいる時間があるのなら、その時間を使って仕事をしていた方がマシ!」
という思考回路が当たり前に形成されます。
そして極めつけはこの生活が365日続きます。
お正月もゴールデンウィークもお盆も全てありません。
最低でも週に80時間以上働き、眠ることすらムダと考えるようになるでしょう。
完全なワーカホリック状態です。
しかし、その状態がたまらなく好きだと思ってるのが、フリーランス(個人事業主)です。
この心構えが完璧にできていても成功できるわけではありません。
あくまでスタートラインに立つ準備ができた、というお話です。
このくらいの仕事量を3年こなして、上手くいく可能性が体感値で「5%」以下です。
多くの人はこの生活やプレッシャーに耐えられなり、1年以内に消えていきます。
これが現実を生きるフリーランスの生き様です。
夢を壊してごめんなさい。
しかし、これが現実です。
さて、あなたはどちらの道を選びますか?
まだフリーランス(個人事業主)になりたいですか?
あなたは本当に地獄への道を選択しますか?
そこまでしてやりたいことなのですか?
フリーランス(個人事業主)ではなく、会社員ではダメな理由があるのですか?
「それでも私はやってみたい!!!」
という人は、ぼくと一緒に死ぬ覚悟で頑張りましょう。
でわまたっ。