こんにちは、秋冬の筋トレに興奮している「コボヒロ」です。
ナイスなボディを作るために大切なこと
それは「秋冬の筋トレ」です。
「春夏にどのくらい体重を落とせるか」
「夏前に激しく厳しいトレーニングができるか」
「どれくらい質の良いプロテインを安く仕入れられるか」
はさほど重要ではありません。
ボディメイクにおいて最も大切なことは
「秋冬にどのくらい筋肉をつけられるか」です。
夏のビーチボディを作る1番大切な戦いは、夏が終わった秋・冬から始まっているという事にあなたは気がついていますか?
その小さな差こそ、後々大きな体の差になってゆくのです。
夏が終わると9割の人はジムから姿を消す
個人的に大好きな言葉の1つに
「人生という試合で最も重要なのは、休憩時間の得点である」
という言葉があります。(ナポレオンの言葉)
この言葉は人生においてかなり重要な考え方です。むしろこの考えからができない人は何をやっても大した成果は出せないと感じています。
夏直前の「6〜7月にゴールドジムへ入会した人」の8割以上は、10〜11月(秋)になるとその姿を消します。
その理由は簡単で、
「ビーチに繰り出す夏が終わったから、もう筋トレ・ダイエットはしなくても大丈夫かな」
「最初に払った2ヶ月分の会費もちょうど終わるし、もう筋トレは必要ないかな」
という2つの思考がちょうど重なるのが「秋」という季節になっているからです。
秋を超えてきた「筋トレして自分を変えたい!」とマジに思っているトレーニーたちは、
次の12~2月(冬地獄)でさらにふるいにかけられてその数を減らします。
「寒いから」
「雪が降ってるから」
「忘年会だから」
「クリスマス前だから」
「年末だから」
「どうせ正月に太るから」
数えあげればキリがないぐらいの理由を列挙して、最終的には9割の人がゴールドジムから「さようなら」をしていきます。
でも実は「それって凄く勿体ないことをしてるんですよ!」と声を大にしてみなさんに教えてあげたいです。
秋・冬の筋トレこそ理想のボディを作る最大最高のチャンス
「秋冬の筋トレこそ、まさに逆張りだ」
なんか名言っぽくていいですね、これ。
秋冬の筋トレは筋トレマニアからすると「ボーナスタイム突入!!」ぐらいに感じます。
筋トレする人は少ないからマシンは使い放題、会員数が減ってジムの質は上がるので周りはお手本のような人ばかり。
秋冬の筋トレをやらない理由がないぐらいに最高の環境が整った状態が秋冬なのです。
それでも多くの人が筋トレをやらない理由って皆さんは何だと思いますか?
僕は「チャンスに気がつけない人」が世の中には多いんじゃないかな、と考えています。
チャンスに気がつける人間になろう
投資で例えるなら「リーマンショック」の時期が、まさに筋トレで言う「秋冬」の時期なのです。
リーマンショックの時期は世界的に不景気で、「就職氷河期」なんて言葉が流行ったりして、世界の株式市場が冷え込んでいました。
しかし逆に、リーマンショックを「チャンスだ!!」という人たちも一定数いました。
それはどんな人たちなのか?
それは「先の見通せる投資家たち」です。
(カッコイイ言葉で言うなら「長期的な視点で物事を考えられる人」なんていうかもしれません)
冷え込んだ株式市場は見方を変えれば「自分の資産を増やす絶好のチャンス」とも言い換えることができたのです。
しかし、多くのミーハー投資家は
「こんな冷え込んだ相場で何言ってるの?お前バカなの?w」
と考え、資産を投下することはしませんでした。一方、「先の見通せる投資家たち」は、
「ふははは!!ようやくこの時が来たか!ボーナスタイム突入ぜよ!!!!」
と考え、莫大な資産を投資し、数年後に明ける夜明け、すなわち「春の訪れ」をウキウキしながら寒い寒い冬の時期を過ごしているのです。
そしていざ冬が明け、春になったら「ヒャッホー!資産が3倍になったぜよー(゚Д゚)ノ)」と部屋で狂喜乱舞するのです。
そしてミーハー投資家は「投資しておけば良かった(/_;))」とシクシクむせび泣きのです。
これが「秋冬の筋トレこそ、まさに逆張りだ」という言葉の意味です。
「休憩時間」
「誰もやっていない時期」
「誰も注目していない時期」
これらのタイミングを「チャンスだ!!」と捉えることができる人が夏に笑って海に立っているのです。
秋冬の筋トレこそ「人生の分水嶺」と言っても過言ではないのです。
秋冬きっちり筋トレをすることで、メリハリのあるナイスなボディが誕生する
秋冬にしっかり筋トレを行っているからこそ、夏のビーチのフラッと現れる
「腹筋バキバキで大胸筋が歩いてるようなイケメンなお兄さん」
「ワンピースに出てくるナミさんやニコ・ロビンのようなセクシーな水着美女」
たちが登場するのです。
当たり前ですが、彼ら、彼女らは、
生まれ持った高いポテンシャルだけで、あそこまでの体を作っている訳ではありません。
(中にはそういう人もいるかもしれませんが、、、)
春夏はもちろん、秋冬にもしっかりとした筋トレを行い、1年を通して徹底した食事管理を行なっているからこそ、あそこまで見事なナイスボディに仕上がっているのです。
それではこの辺りで「秋冬に筋トレをするとどんなメリットがあるのか」について見ていきましょう!
秋冬に筋トレをする3つのメリット
①増量期の秋冬に筋トレをすると、春夏組に比べて筋肉量が2倍以上の差が出る
増量期の秋冬に筋トレをすると、春夏組に比べて筋肉量が2倍以上の差が出ます。
冗談じゃなくてマジでそのくらいの差が出ます。
当たり前ですが、筋トレは長く続ければ続けた分だけ、筋肉量は比例的に伸びていきます。
(約3年以上継続すると横ばいになってくる)
春から3ヶ月間しか筋トレをしていない人と、10月〜11月から筋トレを始めた人(10ヶ月間)とでは、2倍以上の明確な差が生まれます。
投資と一緒で「福利」という概念です。
オマケに春から筋トレを始めると「もっと激しい筋トレしなきゃ!」と時間がないことに焦りを感じ、
1回の筋トレに2〜3時間かけている人も珍しくはありません。
人間が集中して筋トレできる時間は長くても1時間が限界です。
1時間を超えると集中力が低下してケガのリスクも高まりますし、何より効率的ではありません。
なので、しっかり増量期の秋冬からしっかりと筋トレをしておくことをオススメします。
そうすることで満を持した体で「優雅な春」を迎えることが可能になります。
②増量期の秋冬に筋トレしておくと、春夏にかけて「脂肪を削る作業」だけに専念できる
増量期の秋冬に筋トレをしておくと、春夏は「脂肪を落とす作業」だけに集中できます。
増量期の秋冬に筋トレをしない人は、春が訪れると筋トレを始め、筋トレが習慣化出来ていない時期に「脂肪を削り取る」という作業を始めなければなりません。
そうしないと夏のビーチボディに間に合わないからです。
客観的に見ても超過密なスケジュールな上に、春から筋トレを始めてつく筋肉量なんてたかが知れているので、脂肪を削ってもナイスなボディは浮き出てきません。
ひたすら肉体的・精神的に疲弊する言わば「究極のハードコア1人SMプレイ」を半年間ただなんとなく続けるだけです。
(1人SMプレイが好きな人は頑張ってくださいw)
なので、「秋冬に筋トレを習慣化して、春夏は脂肪を削る」というスケジュールがボディメイクの1番の理想形です。
実際にボディビルダーや、トップアスリートたちも秋冬の増量期にしっかりと筋トレをして体を作りこみます。
そしてシーズンに入る前に脂肪を削り、コンディションを高めていくからこそ、シーズンでハイレベルなパフォーマンスを生み出すことができるのです。
③増量期の秋冬から筋トレをしておくことで「筋トレ・ダイエット」の手直し・修正ができる。
春から筋トレを始めた人は、めちゃくちゃに忙しい半年間を送ることになります。
「どこのジムがいいのかな?」
「プロテインはどれがいいのかな?」
「夕食は何を食べた方がいいのかな?」
「やっぱり有酸素運動はした方がいいよね?」、、、etc.
これらを短期間で調べ、覚え、実践し、合わない部分は捨て、修正をしなければなりません。
おまけに筋トレは習慣化できていませんから、そもそも筋トレ自体を継続出来るか分かりません。
万が一継続できたとしても「効果的な筋トレ」が出来ているのか分からない状態です。
ひょっとしたら「分からないことが分からない」という1番辛い状態に陥ってしまうかもしれません。
夏のビーチボディを目指すのは結構厳しくないですか?
これが増量期の秋冬なら話は全く変わってきます。
秋冬なら夏まで時間はたっぷりありますから、いくらでもリカバリーは可能です。
(実際に僕のダイエットも冬から始めましたし)
春先では「新たな環境に慣れる疲れ」「五月病の無気力感」などの時間と心に余裕がない状態が続きますので、リカバリーは困難を極めるでしょう。
時間と心に余裕のある秋冬にしっかりと筋トレをしておきましょう。
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どうですか?
ココまで読んだあなたは
「秋冬の筋トレ最高じゃん。神かよw」
と思ったハズです。
しかし、秋冬になると世界トップレベルのジム「ゴールドジム」でさえ会員は激減します。
その原因はどこにあると考えますか?
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そうです、みんな結果しか見ていないんです。
結果にスポットライトを当てたら、努力という影に注目しよう。
みなさんがいつも憧れを抱いているナイスボディというモノは、
1年間を通して積み重ねて、積み重ねて、ようやくできた言わば「努力の結晶」のようなモノです。
筋トレに汗を流し、プロテインを飲み続け、カロリーを徹底的に管理し続けたからパーフェクトなボディが完成したのです。
どんなにやる気のない日でも、パートナーの誕生日でも、友だちと喧嘩別れした日でも、毎日毎日継続してきた「結果」なのです。
僕たちがいつも見ているのは「結果だけ」という事実に気がつきましょう。
もちろん「結果を見る」ことはとても大切ですが、その裏に隠されている無数の努力、無数の物語を忘れてはいけません。
YouTuberの「ヒカキンさん」は、売れるか売れないか分からない「無名の時代」を2〜3年耐えて耐えて耐え忍んで、
やっと花咲いて、そこから休まず仕事を7年続けて「YouTuberと言えば、ヒカキン」というポジションを確立していきました。
知っていましたか?
さらに私たちが大好きな「Apple」は、過去10年間の「iPhone」という製品の力だけで大きくなった若い会社、のように思っている人が非常に多いですが、創業したのは1976年で、創業当時の従業員数は3人です。
知っていましたか?
メディアは「結果」にこそスポットライトを当てますが、その裏に隠れている「努力」という影には目を向けようとしません。
僕は「努力」という影にこそ「大切な何かが隠れている」と思っています。
人生の意義は「結果」で判断するものではなく、「努力」している最中に道の端っこに転がっている小石の裏の小さなコケのような、「どうでも良い物語」にこそ隠れていると信じています。
さて、僕はそろそろ休憩時間のゴールを決めに、ゴールドジムへ筋トレをしに行きます。
あなたはどうしますか?
休憩時間を休憩時間として捉えますか?
それとも、休憩時間を得点を決めるチャンスだと捉えますか?
決めるのあなたです。