こんにちは、モンスターエナジーを6年間で150万円分摂取し続けて、7年目で遂に死にかけた「コボヒロ」です。
「日本で一番モンスターエナジー(緑)を飲んでいた男」
そういっても過言ではないぐらい、僕はモンスターエナジーを愛飲していました。
仕事が忙しい現代社会に必須のアイテムと言えば、
モンスターエナジー、レッドブルなどの、「エナジードリンクだ」と、答える人は星の数ほどいます。
御多分に漏れず僕もそのうちの一人でした。
僕は、モンスターエナジーを1日に3本狂ったように摂取していました。
というか、本当に狂っていたんですけどねw
いまになって振り返ってみれば、「モンスターエナジー生活」を辞めるキッカケを与えてくれた僕の体、ならびにダイエットの神に心から感謝しています。
それと、ここまで頑丈な体に生んでくれた両親にも心の底からの感謝を送りたいと思います。
今回はこの世界に僕のような「エナジードリンク廃人を作りたくない!」との思いを込めて、その記録を余すとこなく公開します。
※個人の見解がメインになります。信じる信じないは読者のみなさまに任せます。
モンスターエナジーを飲み始めたキッカケは「仕事」
とある仕事の息抜きで、何げなく立ち寄ったコンビニのポップに、
「覚醒せよ!」
その文字とモンスターエナジーがドサッと置いてあったのを見て、
軽い気持ちで購入したのが1番最初のキッカケです。
ファーストインプレッションは
しかし、飲んでから15分後が経過したあたりから急に心臓がバクバクしてきて、その日は眠ることなく仕事を完遂することができました。
具体的にどんな感じになるのかというと、「気分がよくなる」「テンションが上がる」そういったニュアンスが一番しっくりきます。
ワンピースで表現するところの「ギア2」状態です。
完全にアッパー系のドラッグやタバコと同じ状態になりました。
疲れ切っていた体に何かが入ってきて、「モンスターエナジー最強かよ!」と感動したことを今でも鮮明に思い出すことができます。
同時に、「これだけの効果があるなら毎日飲むのは辞めよう」と僕は考え、最初は月に2本ぐらいの消費量に留めていました。
偉いでしょ?w最初はちゃんと節制していたんですよ。
しかし、月日が経つにつれてモンスターエナジーの効果を感じることができなくなり、徐々に飲む頻度が短くなり、終いには飲む量も増えていきました。
月に2本
↓
1週間に1本
↓
2日に1本
↓
1日1本(夜)
↓
1日に2本(朝夜)
↓
1日に3本(朝昼夜)
1日3本飲まないと効果を感じなくなるまでには、約3年の月日を要しました。
1日3本飲んでいるときは「最高だぜ!フォー!!」ぐらいのテンションで朝昼夜ゴリゴリに飲んで、バリバリに仕事をしていました。
このときの僕がもう少し砂糖についての知識を持っていれば、今のような事態にはなっていなかった、そう今でも深く反省しております。
モンスターエナジーが僕の体を少しずつ蝕んでいった
日を追うごとに、モンスターエナジーの摂取量が増える僕を心配する人たちが増えてきたころ、
恐怖の悲劇はほんの少しだけ地獄のフタを開け始めました。
まるでその時を待っていたかのように、、、
6年間体調は絶好調、健康診断も判定Aだった僕の体が7年目のある日、突然に心臓の動悸に襲われました。
最初はほんの一瞬だったので気にも止めなかったのですが、5秒、10秒と日を追うごとに動悸の時間が少しずつ伸びていきました。
そのまま1つの季節が変わるぐらい放置していたら、最後のほうは1日中心臓が痛くて、呼吸をするのすら苦しかったのを今でも鮮明に覚えています。
そんな僕のことを見かねた友人が、知り合いのお医者さんを僕の自宅に呼んでくれたのです。
この友人がいなければ僕は死んでいたかもしれません。
血圧や脈拍などの簡易的な診断の結果、お医者さんが棚にズラッと並んでいるモンスターエナジーを指差しながら、
「そこにストックしてある50本以上のモンスターエナジーを今すぐに捨てて、死ぬ気でダイエットをするか、人生を捨ててモンスターエナジーと一緒にこのまま死ぬか、どちらか好きな方を選んでいいよ。」
とニッコリとしたヒマワリのような笑顔で微笑みながら、優しく言ってきました。
その後も長々と何かを話していたのですが、他の細かい話は全く耳に入ってこず「死」という言葉だけが鼓膜にベットリとこびりついていました。
おしりの穴がキュッとしまり、
「自分がマジで死ぬかもしれない」
と考え終わるまでにはいつも以上に時間がかかり、現状がいかに重大なのかを受け入れられると背筋が凍りつきました。
僕の答えはただの1つでした。
「死ぬ気でダイエット」
それ以外に余地はありませんでした。
というか、死について「深く考える」のが怖かっただけなのかもしれません。
「深く考えられなくなった自分」
というモノを想像することに耐えきれなかったのです。
※ダイエット記録については、
【1ヶ月で約8kgの減量に成功】ダイエットを始めて1ヶ月が経過したので中間報告をします。
を覗いてみてください。
おかげさまで現在は「モンスターエナジーデブ廃人→ぽっちゃり廃人」になれました。
エナジードリンクは、インスタント麻薬、廃人製造機。
当時の僕を含め、現在モンスターエナジーを筆頭とする「エナジードリンク」を愛飲している人に声を大にして伝えたいことはただ1つです。
「自分でバカなことをやっている認識が本当にあるのか?」
という確認だけです。
例えば、タバコを吸っている人やお酒を飲んでいる人は、
「無駄なことをしている」
「愚かなことをしている」
「健康に悪いことをしている」
という罪悪感に似た感覚は多かれ少なかれあると思います。
タバコやお酒に罪悪感を覚える人は多いのに、
エナジードリンクやスイーツなどを飲食することに関して罪悪感を感じる人はほとんどいません。
無意識に不健康の塊を飲食した挙句に、
多くの人は目先の「幸福感」や「多幸感」「充実感」を迷わずに得てしまうのです。
しかし、それこそが「人生を大きく狂わせる要因になりかねない」そのことだけは肝に銘じておいてください。
もし、モンスターエナジーを狂ったように飲んでいた昔の僕にアドバイスできるのならば、
そんなアドバイスを送りたいです。
モンスターエナジーを始めとする「エナジードリンク」を飲んでいる人は、
「お店に売っている物は100%安全であり、100%信用できる」
という固定概念を持っていると思いますが、まずはその価値観をぶっ壊して下さい。
さもなければあなたがモンスターエナジーにぶっ壊されますよ。
昔の僕のように。
最後にもう一度だけ伝えておきます。
エナジードリンクは「インスタント麻薬」「廃人製造機」です。
豆知識:モンスターエナジーが効く仕組み
なぜモンスターエナジーを飲むと
「最高だぜ!フォー!!」
という状態になるのか、そこには科学的かつ、論理的な理由があるのです。
モンスターエナジーに限らずに、多くのエナジードリンクには大量の「砂糖とカフェイン」がぶち込まれています。
これが本当に問題なんです。
モンスターエナジーは「角砂糖18個分」の砂糖が含まれています。
砂糖は幸福感のもとになり、脳でドーパミンというものを大量に分泌します。
そしてその幸福感というものは「依存」を生み出します。
「もっと褒められたい」「もっと幸せになりたい」
承認欲求に上限がないのと同じで、幸福感にも上限はありません。
今回の場合は「もっとドーパミンを出したい」という依存でしたが、タバコなら「もっとニコチンを摂取したい」、お酒なら「もっとアルコールを摂取したい」という強烈な依存を生み出すのです。
この「もっと〇〇」がモンスターエナジーを通して僕の体験した「依存」の正体になります。
そしてもう1つの問題がある「カフェイン」は、大量に摂取すると、心拍数と血圧が急上昇し、大量のアドレナリンが分泌され、一種の興奮状態になります。
これが「最高にハイでホットな状態」を作り出している仕組みです。
ちなみに、モンスターエナジーのカフェインの量は「142mg」です。(コーヒー2杯分以上)
※モンスターエナジーの効果には個人差があります。参考程度に覚えておいてください。
「ゼロカロリーのモンスターエナジーなら大丈夫」な訳がない!!
ダイエット期間中にカロリー0のモンスター青なら飲んでも大丈夫、だの、レッドブルのシュガーフリーなら飲んでも大丈夫。
そんな質問が僕にもとによく届きます。
実体験を踏まえたすごく優しい言葉でアドバイスをさせて頂くと、
です。
そもそも「ダイエット中にモンスターエナジーを飲みたいです」なんて質問は、
「勤務中にアダルトビデオ見てもいいですか?」という質問と同じレベルですし、
「レッドブルのシュガーフリーなら大丈夫ですよね?」は、
「モザイクがかかってれば見てもいいですよね?」と同じ意味です。
その、あれですよ、、、絶対にダメでしょ?(笑)
「ダメな理由」にはしっかりとした根拠があります。
砂糖に代わりに入っている「人工甘味料」が砂糖以上に悪魔的だからダメなのです。
詳しくは『人生において食べてはいけない人工甘味料の闇』のお読みください。
まとめ
以上のことを踏まえて、
僕はモンスターエナジー生活を辞めました。(たまには飲むかもしれないけど)
人生最期の日に病院の真っ白なベッドの上で
「モンスターエナジーさえ飲んでいなければ、、、」
とクソみたいな最後を晒すのは流石に恥ずかしいですしね(笑)
だから僕はモンスターエナジーの代わりに「プロテイン」を飲み始めました。
飲まない理由がないぐらいプロテインは最高ですよ(^^)
もちろんですが、僕は全ての人間にプロテインは進めません。
人間には愚行権があるからです。
この記事を読んでも
「モンスターエナジーやっぱ最高!」
と思い、エナジードリンクを飲み続ける人生もまた一興で面白いモノになるでしょう。
でも僕は、バカな人生を自分で送るのは金輪際お断りします。
バカなヤツは、自分でなるものではなく見るものです。
150万の授業料はちと高かったけど、、、