こんにちは、みんなの筋トレ仲間こと「コボヒロ」です。
今回は『コボラジ-MAX』宛に届いたお悩みの中で最近特に目立つ質問を取り上げます。それは、
「筋トレをボッチでやるのが恥ずかしいです。筋トレを一緒に出来る友達が欲しいです。」
「地方のジムに1人で行っています。どうやったら筋トレ仲間ができますか?」
「ゴールドジムに1人で行くのが怖いです。どうすればいいですか?」
と言った「筋トレ仲間」「筋トレぼっち」問題です。(お悩み送ってきてくれてあざす('◇')ゞ)
今回も『Tochi Geek』の読者を信用して、独断と偏見でズバズバ言わせてもらいますので、その点だけはご了承ください。
なんで「筋トレ仲間・筋トレ友達」が欲しいの?
「筋トレ仲間が欲しい!!」と言っている人の多くは
「目標に向けて一緒に頑張れる」
「モチベーションが上がる」
「筋トレが楽しくなる」
「補助してもらえる」
と言った夢を見がちですが、「自分の思考がお花畑に行ってしまっている」ということをまずはしっかりと認識してから現実世界に帰ってきてください。
学校や会社問わずに会話によく出てくる「人間関係」についての話題。
内容は「誰が誰を無視した」だの「挨拶を返してくれなかった」とか「○○が○○の悪口を言ってたよ」というクソしょうもない情報戦の数々。
これが学校や会社だけに限定されて発生するのか、というとそういうわけではありません。
人間が定期的に多く集まるコミュニティにおいて必ず「人間関係のイザコザ」は起こります。
例えば、
六本木ヒルズのマンションは「家賃300万~500万円」という所得の足切りがあるにも関わらず、近隣住人とのトラブルが絶えなかったり、金銭トラブルが絶えず発生しています。
そして多くの人がストレスを抱えながら、止む負えず引っ越しを決断したり、近隣との接し方について真剣に悩んでいます。
信じられるでしょうか?
「お金持ちは悩みなんてないからいいよな~」と思っているそこのあなた!
実は超富裕層と呼ばれる人たちでも「人間関係」が悩みの種なのです。
そ・れ・な・の・に、月額1万円の「ジム」というコミュニティにおいて、
わざわざトラブルの元凶とも言える「人間関係」を増やすことを本当にあなたは後悔はしませんか?
ジム内にも「先輩・後輩」と言う日本独自の文化は蔓延っていて、
「おはようございます」
「お疲れ様でした」
「どーも」
ぐらいなら全く問題ありませんが、
「今週○○があったんですよ」
「最近仕事に身が入らなくてさ~」
「最近○○さんがさ、、、」
みたいな愚痴大会が始まったらもう目も当てられません。
塵も積もれば山となり、ストレスは蓄積されていくのです。
僕の好きな東京03のネタに「蓄積」というコントがあるのでぜひ見てください。
メチャクチャ的を得ているコントです。(残念ながら現在は非公開になっています)
あなたがジムに行く理由は、
「筋トレ仲間とお話をするのが目的ですか?」
「諸先輩たちの愚痴を聞くために月に1万円を支払うのですか?」
「今日は誰々がいるからヤダな、とメンタルを左右されながら筋トレをしたいのですか?」
違いますよね?真の目的は
「マッチョなナイスガイになりたい」
「引き締まったナイスボディを手に入れたい」
という素晴らしい目標を達成するためにジムへ通っているハズです。
それなのになぜ多くの人は「筋トレ仲間が欲しい」と思ってしまうのでしょうか?
「ゴールドジムで筋トレ仲間を作ろう!」なんて考えない方が賢明
こんな文言で書くと誤解を生みそうなんで先に断っておきますけど、
「自分が良ければそれでいい」
「他人がどうなろうが知ったことではない」
「私のトレーニングが最優先だ。ハッハッハ( ̄∇ ̄;)」
といった意味ではありません。
何度もブログ内で言っていますが、ゴールドジムの会員さんは「日本人の鏡のような人」が多いです。
ゴールドジムに来ている会員さんたちは、当たり前のように衣食足りて礼節を知っています。
他人との距離感も絶妙、挨拶もキッチリして、見ていてとても気持ちが良いのです。
一見すると「えっ?それじゃ筋トレ仲間作りやすいじゃん?( ゚Д゚)」と思うのは時期尚早です。
これはゴールドジム限定の話になってしまうかもしれませんが、他人が筋トレしてる姿を見て「カッコいい」「凄い」「フォームが綺麗だな」と思うシーンは数多くあっても、
「一緒にトレーニングしませんか?」とその人に声をかける人は誰1人としていません。
その理由はゴールドジム会員なら共通認識で持っている「迷惑行為」に匹敵するからです。
筋トレガチ勢はトレーニングを邪魔されることを極端に嫌います。(休憩時間なら談笑している人はいます)
当たり前ですが、せっかく温まってきた体なのに横から「一緒にトレーニングしませんか?」とズブ筋トレ初心者に言われたら普通に「はぁ?w」となるのは想像に難しくないでしょう。
例えるなら、
若葉マークの運転初心者がF1レーサーに向かって「一緒にサーキット走りましょうよ?」と言うぐらい無茶で、
1週間前にサッカーを始めた25歳の青年がクリスティアーノ・ロナウドに向かって「一緒に練習しませんか?」というぐらいクレイジーなことが、
筋トレ初心者が筋トレガチ勢に向かって「一緒にトレーニングしませんか?」なのです。
いかに無謀なことをしているか分かりますよね?
恐らく僕がゴールドジムの会員になっていなかったら「筋トレ仲間最高っす(*'ω'*)」と言っていたことでしょう。
人間は遺伝と環境で左右される生き物なので、少し先の未来は考えが変わっているかもしれませんが、
今のところは「筋トレ仲間は不要」とだけ言っておきます。
「友達を筋トレに誘う」という手段もオススメはしない
最近こんな話もよく耳にします。それは
「このブログを読んで筋トレを始めてみました。凄く面白いのでみんなに筋トレをしてほしいです。どうすれば良いでしょうか?」
というお悩みです。
僕の答えは「黙って孤独に筋トレをしてください」です。
俗に言う「布教活動」に走っちゃうタイプの人間の悩みですね。
まず第1の理由は、あなたがどんなに「面白い」と思っていても、あなたがどんなに「素晴らしい」ことだと思っていても、
筋トレを他人に進めることは、大きなリスクになるということを覚えておいてください。
仲の良い人、良い人間関係が築けている人にだけ進めるのはアリかもしれませんが、
会社の同僚や上司とのちょっとした会話で筋トレを進めるのはオススメしません。
なぜなら、人間は多かれ少なかれ他人に気軽に話せない「何か」を背負って生きているからです。
「体を痛めていて筋トレをしたくてもできない人」
「筋トレをしたくても結婚して金銭的時間的に余裕がない人」
「そもそも運動が嫌いで筋トレなんて馬鹿のすることだと思っている人」
どこでどんな地雷を踏んでしまうかも分からないがゆえに、筋トレを他人に進めることは避けるべきだと僕は考えています。
第2の理由は、みんなが筋トレを始めてしまったらあなたの優位性がなくなります。
例えば、
日本人が全員フェラーリに乗っていたら、フェラーリに乗っていることで生まれる優位性は無くなってしまいます。
むしろ、可愛い軽自動を持っていた方が優位性は高いと言えるでしょう。
理由は超絶簡単で、フェラーリに乗っていることが当たり前の世界になっているからです。
この話をを筋トレに置き換えてみるとどうなるでしょうか?
日本人が全員筋トレをして、ゴリゴリのマッチョメン、マッチョガールだったら、筋トレをしていることで生まれる優位性は無くなります。
むしろ、筋トレをしていないガリガリの人の方が、優位性は高いと言えるでしょう。
なぜなら、筋トレをしていることが当たり前の世界になっているからす。
これは「希少性の問題」をイメージすれば想像に難しくないですよね。
イリオモテヤマネコを見て感動できる理由は、圧倒的に数が少ないという「希少性」から来るものです。
その辺をウロウロしているミケネコを見てもなんの感動もしない理由は、数百メートル歩けば違うミケネコに会えるという「希少性のなさ」が原因です。
この記事を読んでいるあなたが、
「なぜ筋トレをしているのか」
「これから筋トレを始めようとしているのか」
その理由を知る術はありませんが、あなたは自らの優位性を失ってまで本当に友人が筋トレをすることを望みますか?
第3の理由は、単純にカッコ悪いです。
「一緒に筋トレしませんか?ドヤッ」
「筋トレにハマってるんすよ!!ドヤッ」
「ベンチプレス100kg上がりました!ドヤッ」
この類の話を僕の知り合いが万が一していたら、全力で止めるか、しれーっと距離を置きます。
そういうことを話したり書いたりするのは、ブログや、Twitterだけにしましょう。(このブログは長零細ブログなので問題ありません)
別に悪いことをしているわけではないので自ら筋トレの話をしても問題はないのですが、99%相手の反応が予測できてしまうので会話の面白さに欠けるんですよね。
例えば、
「俺筋トレにハマってるんすよ!!ドヤッ」
に対する相手の反応の多くは「肯定」になることは誰でも簡単に予測可能です。
「凄いね!」
「ベンチプレス何キロ上がるの?」
「どこのジムで筋トレしてるの?」
などなど。
間違っても、
「筋トレとかくだらねーw」
「筋肉バカとか気持ち悪いw」
「脳みそまで筋肉かよwww」
などの暴言を吐く人はまずいないでしょう。
この誰でも予測可能な会話が楽しい、もしくはカッコいいと感じる人は問題ありませんが、少なくとも僕は楽しいとは思いません。
ゆえに、自らの意志で筋トレの話すことは基本的にしません。
もし相手がその話題をブッ込んできたら自然に話題をそらします。
相手「良い体してますね。なにかされているんですか?」
僕「遊びでサッカーを少々、、、」
相手「ラグビー部かと思いましたよwサッカーでもそんな体になるんですか?」
僕「えぇ、まぁ、、、」
相手「何かトレーニングとかされてるんですか?」
僕「遊びで筋トレも少々、、、」
相手「なるほど!どのくらいトレーニングされてるんですか?」
僕「暇なときだけです。そろそろ仕事の話良いですか?」
相手「あぁ、すいません。」
みたいな感じで自然に話題を転換していきます。
これを「コミュニケーションだ!」というのは個人の自由ですが、僕はもう少し違うコミュニケーション方法があると思っています。
まとめ
「筋トレ仲間が欲しい!」
そのエネルギーは凄いですし、僕にはないエネルギーなので素直に尊敬します。
しかし、本当にその筋トレ仲間は必要なモノなのでしょうか?
確かに筋トレ仲間は筋トレの効率を上げてくれるかもしれませんが、同時に災いを招くかもしれません。
もし筋トレ仲間を作る場合はよーく吟味して選ぶことをオススメします。
ちなみに僕は読者のみなさんとだったらいつでも一緒に筋トレする準備は出来ています('◇')ゞ
どうしても筋トレ仲間が見つからなかったら気軽にメール飛ばして下さい。
でわまたっ、良い筋トレライフを!