こんにちは、コボ ヒロキです。
「生活費が毎月苦しい、、、」「ヴィトンの財布が欲しい!」「ハワイに行きたい!」
でも簡単に年収は増やせないし、副業はできないし、どうしよう…。
そんな悩みを抱えているあなたに読んでほしい記事です。
まずは結論から教えちゃいます。
生活の固定費を減らして、実質的に稼げばよいだけです。
具体的な方法は、携帯の契約を大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)から格安SIMに切り替えるだけです。
作業が速い人は1時間弱で完了します。
「そんなおいしい話なんて誰が信じるか!!」
と思いブラウザをそっと閉じてもよいですが、少し騙されたと思って読んでみて下さい。
では、序章はこのくらいにしてさっそく見ていきましょう。
SIMカードについて
まず最初に格安SIM=格安なSIMカード、ということを認識しておいてください。
(この部分の説明は忘れがちですが意外と大切です。)
カードという単語を認識しておくだけでSIMという得体の知れない英単語から、
「なんかよく分からいけど、SIMっていうカードが安く手に入るんだ。」
と具体的なイメージを持つことができるからです。
SIMカードってなんぞや?
SIMカードとは、スマホや携帯型端末(タブレット等)などに挿入して使う小型のICカードのことです。
SIMカードの正式名称は、Subscriber Identity Module Card(サブスクライバー,アイデンティティ,モジュール,カード)と呼び、
それぞれの頭文字をとってSIMカード(シムカード)と呼びます。
英語が得意な方なら察しがつくと思いますが、
SIMカードとは、Subscriber(契約者)を Identity(認識)するためのModule Card(モジュールカード)のです。
SIMカードには、契約者を認識できる情報が大量に記録されて保存されています。
今回の目的は大手キャリアから格安SIMへの乗り換えなので、SIMカードには携帯の電話番号が保存されていると思っていてください。
ICカードってなんぞや?
ICカードの正式名称は、Integrated Circuit Card(インテグレィテッド,サーキット,カード)と呼んでいます。
(日本語に直訳すると集積回路です)
メリットは、大量のデータが書き込めて、偽造されにくいという2つです。
仕組みは、プラスチックカードにICチップを内蔵し、読み取り機にかざしただけで、データのやり取りができるという仕組みです。
ICカードの技術は、みなさん知らず知らずのうちにお世話になっていると思います。
たとえば、JR東日本のSuica、銀行のキャッシュカード、クレジットカード、電子マネーのnanacoなどその用途は多種多様です。
(ちなみに、2020年までにすべてのクレジットカードはICカードにするという政府方針が決定しています)
補足情報
MVNOの格安SIMカードは、MVNOが製造しているわけではなく、実はMNOからの貸与です。
わかりやすく言うなら、ドコモのSIMカードと、ドコモ系MVNOの格安SIMカードは同じということです。
実際にOCNモバイルONEのSIMカードは、ドコモのSIMカードが入っています。
なぜ格安なのか?
次は、格安SIMがなぜ格安なのか?を説明していきます。
格安になる仕組みを理解できれば、「格安SIMとはどういうものか?」を完全に理解できるはずです。
格安になる仕組みは、
MVNOがMNOの無線基地局(無線通信インフラ)を借りて、低価格でサービスを提供しているから格安なのです。
詳しく見ていきましょう。
MNO、MVNOとはなんぞや?
MNOとは、移動体通信サービスを提供している事業者の中で、自社で回線や無線基地局等の設備を保有している事業者のことです。
Mobile Network Operator(モバイル,ネットワーク,オペレーター)と呼びます。
移動通信サービスとは、携帯電話やPHSなどを使用する際に、使用している電波を取り扱っている通信サービスのことです。
MVNOとは、MNOから回線や無線基地局(無線通信インフラ)等の設備をレンタルして提供している事業者のことです。
Mobile Virtual Network Operator(モバイル,ヴァーチャル,ネットワーク,オペレーター)と呼びます。
MNOと MVNOの違い
MNOとMVNOの違いは、Virtual(ヴァーチャル)、すなわち仮想化です。
本質的な違いは、設備を保有しているのか、それとも設備をレンタルしているのか、ということです。
ちょっと専門的な図ですが、非常に分かりやすかったのでITmedia Mobileさんから引用させてもらいました。
まずはざっくりで良いので「へー、こんな感じの全体像なんだ。」と全体のイメージを確認してみてください。
そのあとで注目してほしいところは、設備をレンタルして(借りて)いるということです。
MVNOは移動体通信サービスを格安で提供するために、自分たちで用意できそうにない設備のみを最低限レンタルし、
用意できそうなものは設備投資をして自分たちで用意します。
設備をレンタルする理由は、初期にかかる莫大な設備投資をしなくて済むからです。
補足:格安SIMはなぜ誕生したのか?
最初に費用逓減産業について簡単に説明しておきます。
移動体通信サービスや、水道、ガス、電気のような固定費用が大きなサービスで、
生産量を増やせば増やすほど平均(1人当たり)の固定費が徐々に下がっていく産業のことを費用逓減産業といいます。
多くの企業が同じサービスを提供するより、少ない企業で同じサービスを提供したほうが、利用者は安くサービスを利用することができます。
しかも企業は安定的に儲けが出て、資源を最適に利用することができ、市場を良い状態に保つことができます。
いいことばかりだと思いますが、もちろんデメリットもあります。
デメリットは、経営努力を怠ってしまうことです。
少ない企業で安定して利益を出せるのだから、競争はなくなり、経営努力なんてするわけがありません。
だから、政府が常に監視をして不適切に儲けていると判断したら、行政指導または業務改善命令が出されます。
たとえば、MNO(ドコモ、au、ソフトバンク)が高い月額料金を設定していることに気づいた日本政府は、
何回も行政指導や業務改善命令をして、高額な月額料金をやめさせようとしています。
実質0円ケータイの販売中止の要請、不適切な値引きの撤廃など、数々の行政指導がありました。
しかし、サービスの名前を変えて現在でも存在しているのが実態です。
2018年は2年縛りの撤廃の要請をしていますが、2019/1/1現在は改善されていません。
行政指導に従うとMNOは減益になるので、従いたくないのは当然です。
(企業は利潤最大化を目指し、株主に配当を出さなければならないからです。)
そこで日本政府はガイドラインの変更、改正法の提出など、本格的に現在の制度改善にメスを入れていきました。
そうして誕生したのが、MVNO事業者、すなわち格安SIM事業者です。 もっと詳しく知りたい人は、総務省や経産省のHPで確認してください。
ここまでのまとめ
①格安SIMとは、MVNO事業者が、ドコモ、au、Softbankの保有している設備を安くレンタルして、格安で提供している移動体通信サービスのこと。
②MNOとは、ドコモ、au、ソフトバンクのこと。設備をすべて保有しているため、価格が高い。
③MVNOとは、格安SIM事業者のこと。設備を一部レンタルしているため、価格が安い。
格安SIM3つのメリット
月額料金が格安になる
安くなる理由は先ほど説明しましたが、もう一度まとめると
「MNOから設備をレンタルしてコストを削減しているから、格安で移動体通信サービスを提供できる」
という理由でした。
安くなる理由がわかったみなさんが気になるのは
「じゃあ、実際に乗り換えたらどのくらい安くなるの?」ということです。
これはみなさんの契約の関係があるので一概には言えませんが、ほとんどの人は月々3000円以下に抑えられます。
では実際に僕が格安SIMに乗り換えたときのケースを例にして見ていきましょう。
どうですか?月額料金が大幅に安くなっているのが確認できると思います。
もちろん例外はあると思いますが、9割の方は大体このぐらいの月額料金になると思います。
ちなみに画像内の※は、解約・契約のタイミングで変動します。2年縛りの確認と契約の時のキャンペーンなどをチェックしましょう。
個々人で変動するので今回の計算には含めていません。
僕のケースで考えると、年間で73920円稼いでいる計算になります。
違う視点から考えてみると、僕が自給1000円のアルバイターだったら年間73.92時間働かなくても、
大手キャリアから格安SIMに乗り換えるだけで、従来の生活ができるということになります。
乗り換えるだけで。
2年縛りが存在しない
格安SIMには、大手キャリアでおなじみの2年縛りはありません。
格安SIMなら一部のMVNOのみ、最長で1年縛りがあることは確認がとれていますが、
1年たったらいつでも解約して良いという条件になっています。
基本的には、3ヶ月や6ヶ月なので2年縛りを意識する必要がなくなります。
料金プランが多種多様
これはメリットであり、デメリットにもなります。
なぜなら、初めて格安SIMに乗り換える人が一番混乱しやすい部分だからです。
ビックリするぐらいたくさんの契約プランが用意されています。
だから、料金プランについては最後の章で詳しく説明しています。
唯一のデメリットは、通信速度が遅くなること
MNOとMVNOの通信速度の差は約3倍です。
しかも、格安SIMは昼と夜の通信速度が遅いです。
設備をレンタルして低価格でサービスを提供している格安SIMは、やはり通信速度が遅いのです。
これはまぎれもない事実です。
しかし、実際に使用する上ではあまり気にしなくて良いです。
なぜなら、通信速度の世界で3倍差は現実世界でいうと、ウサイン・ボルトとケンブリッジ飛鳥ぐらいの差でしかないです。
違いはほんの少しの差です。
もしみなさんの普段生きている世界が、コンマ数秒を争う極めてタイムリーで凌ぎを削る厳しい世界ならば、格安SIMはオススメしません。
月額料金を安くするより、機会損失(チャンスを逃したときの損失)の方が大きいからです。
なぜ通信速度が遅くなるのか?
上の図は、従来の通信ケーブルの中のイメージ図です。(MVNO事業者が登場する前ということです)
一目瞭然ですが、MNOの寡占状態になっています。
寡占状態だと、MNOが高い月額料金を設定していても、日本国民はMNOと契約するしか選択肢がありませんでした。
なぜなら、月額料金が高くても、契約しないと日本国内で携帯電話の通信は出来ないからです。
2つ目の図は、MVNO事業者が登場した後の通信ケーブルの中のイメージ図です。
MVNOは、設備を一部レンタルしている、と少し前に説明したと思います。
実はそれだけではなく、一時点において一定量のデータを流す権利もレンタルしています。
専門的な用語でいうと、帯域です。
みなさんは固定回線の契約、携帯キャリアの契約、ポケットWIFIの契約のときに100Mbpsや1Gbpsなどの文字を目にしたことはありませんか?
この100Mbpsや1Gbpsことが帯域です。
帯域とは、通信速度です。
たとえば、100Mbpsは1秒間に100メガバイトの情報を送信できるという意味で、1Gbpsなら1秒間に1ギガバイトの情報を送信できるという意味です。
ちなみにデータ量の単位がわからない人は、MbpsやGbpsとはなんぞや?を覗いてみてください。
MVNOがレンタルしている帯域には上限があります。
上限があるので、同じタイミングで同じ帯域を使用しているユーザーのアクセスが集中すると、必要なデータを流すことができなくなります。
流しきれなくなったデータは、順番待ちをして順次送信されていきます。
このデータ送信の順番待ちの時間が、ユーザーから見た場合、通信速度が低下しているように感じる、と言うわけです。
この一連のプロセスをMVNOの混雑と呼んだりしています。
MVNOの混雑が発生する理由の解説
ここでは少し砕けた表現で、MVNOの混雑が発生する理由を解説していきます。 イメージしてほしいのは、高速道路です。
MNOが保有している車線は、10車線です。
これをMVNOが2車線レンタルしています。
MNOが8車線で、MVNOが2車線になりましたよね?
この2つの高速道路は平日なら利用者は少なく、いつでもどの区間でも車は100~120㎞ぐらいでスイスイ運転することが可能です。
では、年末の大型連休ではどうなるでしょう?
MNOが保有している8車線は、余裕をもってどの区間でも、安定して100~120㎞でスイスイ動くでしょう。
対してMVNOがレンタルしている2車線は、大渋滞です。
区間によってはスイスイ進むところもあると思いますけど、基本的にはのろのろ進めば良いほうです。
上の写真、多少の違いはありますが、みなさんの頭の中には下の写真がイメージ出来ていれば完璧です。
車線数=帯域、車のスピード=通信速度、高速道路=通信ケーブル、平日・年末の大型連休=時間帯、という言葉に置き換えるとわかりやすいと思います。
その他にも、自社で保有している設備のスペックが低いなどの理由はあると思いますが、
設備の詳細なスペックなどの情報は公表されていないので、掲載することができません。
何か追加の情報等があれば、メールなどで教えてくれると助かります。
通信速度が遅くなる時間帯は?
主に「12~13時」と「18~19時」です。
「12~13時=お昼休憩」と「18~19時=仕事や学校終わりで自宅に到着」のタイミングです。
多くの人がスマホで調べものやSNS、YouTubeを楽しむ時間帯に通信速度は遅くなります。
ちなみに、MVNOの混雑を改善する2つの方法があります。
ユーザー側の改善策は、
①WI-FIを使って帯域を変える
②帯域の広いMVNOを契約する
の2択です。
①は混雑しているときは違う帯域を使用し、MVNOの混雑を回避することが可能です。
②は帯域の広いMVNOを契約することで、ユーザーのアクセスが集中しても、MVNOの混雑が発生しません。
どのMVNOが良いかは後半にしっかり説明していきます。
優良なMVNOは帯域を広げていく
MNOからレンタルする帯域を増やし、同じタイミングで同じ帯域に流せるデータ量を増やすことで、MVNOの混雑を改善することが可能です。
しかし、レンタルする帯域を増やすということはレンタル料も増加します。
このあたりがMVNOの難しいところです。
なぜなら、MVNOが提供しているサービスの8割は1ヶ月あたり5GB、1ヶ月あたり3GBなどの1ヶ月の通信量で決められているからです。
1か月という時間を分散して通信を利用することを想定しているので、帯域を設定する段階ではMVNOの混雑を基本的には考慮しないで帯域を決定します。
なので、MVNOは1日の中で、約2時間ユーザーの通信速度低下によるストレスのために帯域を増やし、レンタル費用を増加させることは基本的にはしません。
もちろんレンタルする帯域を増やせば、ユーザーの満足度が上がりますが、月額料金も上がります。
月額料金を上げると、ユーザーが他のMVNOサービスに乗り換えてしまう可能性があるので、価格は据え置きにしなければなりません。
そうすると、企業としての利潤は減ってしまいます。
このあたりがジレンマになりますが、優良なMVNOはユーザーのために帯域を広げて、利潤を減らしてでもユーザーの満足度を上げてくれます。
対策が必要な7つのこと
乗り換え後に自分で初期設定が必要な場合がある
実店舗のない事業者を選んだ場合、自分でSIMカードの入れ替えやプロファイルのダウンロードなどの初期設定をする必要があります。
「ちょっとややこしいな。」と思った方は、店舗で即日開通サービスを提供しているMVNO事業者と契約しましょう。
店舗で即日開通サービスを提供している事業者と契約した場合は、約2000~3000円支払えば店員さんが30分ぐらいで初期設定をしてくれます。
自分で初期設定をすると、数日間使用出来ない日が発生する可能性があるので、安心確実を取りたい方にはオススメです。
従来使っていた携帯キャリアのメールアドレスが使えない
メールアドレスは、しっかりとした事前の対策が必要です。
大手キャリアから格安SIMに乗り換えた場合は、いままで使用していた
@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jpのメールアドレスは使用できなくなります。
対策は、Gmail、ICloud、outlookなどのメールアドレスを格安SIMに乗り換える前に取得することです。
その後、メルマガやAmazon等に登録してあるメールアドレスを変更してから格安SIMに乗り換えることで、今まで使用してきたサービスを継続利用することが可能です。
もちろん格安SIMに乗り換えてからでも大丈夫ですが、僕の友人は手順を守らずに契約してしまい、結果全てのアカウントを作り直しています。
皆さんは同じ結果にならないようにお気をつけください。
LINE の年齢認証(ID検索と電話番号検索)ができない場合がある
これについては、対策が確立されているので心配は無用です。
正攻法の対策としては、LINEとシステム提携しているMVNOと契約することです。
具体例をあげると、LINEモバイルです。このMVNOと契約すれば設定をしなくても年齢確認ができます。
少しアウトローな案としては、4つあります。
①友だち自動追加機能を使用する
Lineを使っているユーザーならご存知の機能だと思います。スマホのアドレス帳に携帯電話が保存されていれば、自動的に友達に追加される機能です。
②ふるふる機能・QRコードを使う
友だちになりたい相手と直接会っているなら、ふるふる機能・QRコードを使って友だちになれます。
③自分のLineアカウントのURLまたは、QRコードをメールで送信する
相手のメールアドレスを知っているなら、離れた相手に有効的な手段です。
④PC版のLineからID検索・電話番号検索を利用する
自宅にPCがあれば、PC版のLineを使うことで年齢認証をしなくても、ID検索と電話番号検索が使えます。
通話が多い人は料金がかさみやすい
この項目は個人個人どのような使い方をしているのかで捉え方が変わってきます。
料金についてはすでに説明しましたが、1ヶ月に10分の電話で約200円です。
通話料金を安くする策は、みなさん既に知っていると思いますが、LINEやSkypeなどの無料で通話できるアプリなどをうまく使いましょう。
どうしても通話が1ヶ月に数時間を超えてしまう人は、OCNモバイルONEの電話かけ放題プランで契約しましょう。
実店舗が少ない
実店舗が少ないから価格を抑えられるというメリットを少しだけ説明したと思います。
最近だと実店舗を出す事業者も増えてきているので、あまりデメリットにはなりません。
しかし契約事業者が制限されてしまうのと、地方にはまだ実店舗が少ないのでデメリットにしました。
店員さんと直接コミュニケーションをとりながら契約したい方や、「なんかネットだけの契約は不安だな…」って思っている方には実店舗に行くことをオススメします。
店舗を出している事業者は、mineo、UQモバイル、楽天モバイル、LINEモバイルなどがあります。
多くのMVNOが着々と実店舗を増やしているので、契約の際はチェックしておきましょう。
端末が故障したときのサポートが不十分
大手キャリアと違って、携帯端末が故障しても基本的には代替え機の無料貸出はありません。
ですが、月額料金300~600円支払うことで代替え機の貸出サービスや、端末保険のサービスなどを扱っているMVNOはあります。
たとえをあげるなら、mineo、DMM 、UQmobileなどです。
しかし注意点が1つあります。端末は保証されて安心ですが、データは保証されないことです。
データのバックアップに関しては、格安SIMに限った話ではないですが、自分でしっかり管理する必要があります。
クラウドに保存するか、自分のPCで管理するのか、知り合いにお願いするのか、手段はいくらでもあるので自分に合う方法を探しましょう。
「回線と端末の相性が悪い」等の迷信的な情報が錯綜している
基本的に相性問題なんて存在しません。
ドコモの携帯端末を使っているのに、ソフトバンクのMVNOと契約したら、繋がらないのは当たり前です。
それは相性が悪いとかそういう問題ではなく、無知なだけです。 しっかりとココで勉強していってください。
初心者はmineoがオススメ
格安SIM初心者の方に断トツにオススメなのは、mineoです。
2019/1/1現在なら格安SIM=mineoではないのかな、と思うほどです。
その理由は、格安SIMの業界で唯一無二のトリプルキャリア対応だからです。
その他にも使わないデメリットがないほどメリットが多いです。
トリプルキャリア対応のメリット
普通にMVNOへの乗り換えだと、自分の携帯端末がどこのキャリアなのかをまず確認してから、
そのキャリアと対応しているMVNO事業者を探して、さらに自分にあった格安SIMを選択していく、というプロセスを踏んでいきます。
格安SIMにしようとして挫折してしまう人たちのほとんどは、このプロセスが途中で面倒くさくなったり、
多種多様な格安SIMの料金プランを比較していくうちに決められなくなってしまって、最終的にサジを投げてしまう人がほとんどです。
しかし、mineoはこのプロセスを全て無視することができます。
だから、このプロセスを無視することができるのは本当に大きな意味があります。
その他のメリットは、
「帯域が広い=MVNOの混雑が少ない」
「全国に店舗がある」
「端末の保証サポートが充実している」
「乗り換えの際、初期設定だけでなく電話帳の移行などのサービスもある」
「パケットシェアがある」
「フリータンクがある」
「通話が多い人でも5分間かけ放題サービスがある」
等々書いていけば数えきれないほどのメリットがあります。
少しなじみのないフリータンクについて少しだけ説明しておこうと思います。
フリータンクとはなんぞや?
通信速度の制限を回避するできるのが、フリータンクというサービスです。
フリータンクとは、mineoを利用している人たち全員で、仮想のデータタンクに自分の余っているパケットを寄付することができ、
寄付されたパケットはmineoを利用している人たち全員で利用することができるというサービスです。
(※ちなみにパケット=データ通信量です)
みなさんはスマホを使っていて、通信速度の制限がかかってしまったこと、一度はあるんじゃないかと思います。
その時の選択肢は主に2つあると思います。
①我慢して通信速度の遅いまま使う
②課金してデータチャージする
通常はこの2つの選択肢なのですが、フリータンクのサービスがあるmineoだと、第3の選択肢が生まれます。
③mineoユーザーの余っているパケット(データ通信量)を無料で使うです。
たとえば、あなたの契約が月に5GBだとします。 今月はあまりスマホを使うことがなく、3GB分しか使用しませんでした。
この時のデータ残量は2GB分です。 この余った2GB分をフリータンクに寄付して、どこかで速度制限に苦しんでいるmineoユーザーを助けることが出来ます。
逆のパターンだと、今月あなたはYouTubeをたくさん見てしまい、あっという間に5GBを使い切ってしまいました。
そこで、mineoユーザーの余っているパケットをフリータンクから1GB分貰って乗り切りました。
このフリータンクというサービスはmineoのユーザーみんなで助け合うサービスです。
1年縛りと300円だけ高いことがデメリット
僕が唯一デメリットに感じたのは、1年縛りがあるってことぐらいです。
これは「1年間は最低でも契約しておいてください」ということです。
この期間内に他のMVNOに移動すると、大手キャリアと同じく9500円の違約金が発生してしまいます。
逆に1年を過ぎればいつでも乗り換えて大丈夫なので、大手キャリアの2年縛りに比べたらやさしいものです。
もう1つのデメリットは、他のMVNOよりも300円ぐらい料金が高いことです。
「なぜmineoが他のMVNOよりも高いのか?」 ここまで読み進めたみなさんなら簡単にわかると思います。
mineoは、他のMVNO事業者よりも多くの帯域をMNOからレンタルしているからです。
一応デメリットをあげてみましたが、やはりmineoが現段階では、格安SIM初心者には最強のMVNOだと思います。
なぜなら、大手キャリアと同じクオリティがあるからです。
LINEモバイルはSNSヘビーユーザー向け
mineoは初心者におすすめと言いましたが、LINEモバイルは玄人にオススメのMVNOです。
LINEモバイルは、LINEとSNS(Twitter、Facebook、インスタなど)を頻繁に使う人にはとても大きなメリットがあります。
どんなメリットなのかというと、LINEとSNSが1ヶ月の通信量とは関係なく使い放題というメリットです。
たとえば、月5GB契約の人は通常SNSの通信込みで月5GBしか使えないのですが、
LINEモバイルだと5GB契約の人は、LINEとSNSの通信量は含まれません。
インスタで10GB分の画像を見ようが、通信速度の制限がかからない、ということです。
これはSNSヘビーユーザーにはとても嬉しいことだと思いますが、LINEモバイルにはデメリットが多すぎるので、初心者にはオススメしません。
LINEモバイルには、実店舗はほぼないし、サポートも手厚くないし、初期設定はもちろん自分でやらないといけないし、
おまけに初期設定が少し難しいし、回線はドコモとソフトバンクだけだし、なにかと初心者には厳しいです。
mineoのサポート内容が手厚すぎるので、LINEモバイルのサービスが相対的にかすんで見えますが、これ通常の格安SIMのサービス内容です。
なにかと初心者には少しハードルが高いので、格安SIMになれてきたら挑戦してみても良いと思います。
補足情報
MVNOは2019/1/1の時点で、UQモバイル、mineo、U-mobile、IIJmio、LINEモバイル、楽天モバイル、DMMモバイル、もしもシークス、OCNモバイルONE、イオンモバイルなど最低でも35社以上はある。
7ステップで完了する契約手順
ステップ1.現在の契約を確認しよう
契約違約金が発生しない契約月の確認をしましょう。
この記事を読んでいる人の9割はMNO(ドコモ、au、ソフトバンク)との契約だと思います。
よって必然的に2年縛りの契約があるので、事前に契約違約金が発生しない月を確認しておきましょう。
ちなみに違約金は約9500円です。
僕の場合はもし契約違約金が発生した場合、1年目の儲けは、73920円-9500円=64420円になってしまいます。
最初の1年目だけ64420円だけなので、契約違約金を支払っても問題ないと思います。
2年目からは73920円稼げるので、格安SIMの乗り換えは速いほうがお得です。
ステップ2.メールアドレスを新規作成しよう
すでに説明しましたが、MNOで使用していたメールアドレスは格安SIMに乗り換えた時点で使用できなくなので、
GmailやiCloud、Outlookなどのメールアドレスを新規に作りましょう。
そして皆さんが普段から使っているサービス(例えばAmazon)に登録してある、
大手キャリアのメールアドレスを全て新規に作ったメールアドレスに変更しましょう。
ステップ3.MNPを取得しよう
MNP(Mobile Number Portability)は、モバイル、ナンバー、ポータビリティーといいます。
MNPとは、現在使用している携帯電話番号を変更することなく、他社のキャリア、またはMNVOに乗り換えられるサービスのことです。
英語訳から意味が分かるかもしれませんが「モバイルナンバー=携帯電話番号」の「ポータビリティ=持ち運び」ができるサービスです。
「MNPを取得した瞬間に現在の契約が解消されて、いま使っている携帯端末の通信ができなくなるのですか?」
という質問が多いので先回りして答えておくと、
「問題なく使用できます」
契約が解消されるタイミングは、MVNOと契約したときに自動的に解消されます。
だから、安心してMNPを取得しましょう。
肝心のMNP取得方法ですが、現在契約している大手キャリアの店舗に行って「MNPの取得をお願いしたいのですが…」と言えば、後は店員の方が事務手続きをしてくれます。
最後に手数料の2000~3000円を支払って終了です。
A4サイズの用紙をもらうことので、大切に保管しておきましょう。 MNP取得したときにもらうA4サイズの用紙が、MVNOと契約をするときに必要になります。
MNP取得の方法はもう1つあり、ホームページからMNPを取得する方法があるのですが、少しややこしいですし、
あとで揉める可能性があるので、基本的には少しめんどくさくても実店舗に行って取得することをオススメします。
ちなみにMNPには期限があって、基本的には2週間です。
もし2週間を超えてしまった場合は、再度MNPの取得が必要になります。
ステップ4.データのバックアップを取っておこう
もし自分でSIMカードの入れ替え作業をしていて、誤って端末を落としてデータを消失した、
なんて事になっても大丈夫な様にデータのバックアップはしっかりとっておきましょう。
今回は初期設定を実店舗で店員さんにやってもらうことを仮定して話していますが、
もし自分で初期設定をする場合は必ずフルバックアップを取っておきましょう。
ステップ5.持ち物を確認しよう
①お金(10000円)
②クレジットカードもしくは銀行口座情報
③印鑑
④免許書もしくは保険証
⑤MNP転出届
⑥格安SIMで使用する携帯電話
ステップ6.実店舗に出発!
ここからはMNOと同じ手順です。
MVNOの実店舗に行き、店員さんの指示に従って契約を進めていくだけです。
「初期設定はどうしますか?」と店員さんに聞かれたら、2000円ぐらいかかりますがお願いしましょう。
その方が安心・安全・確実に利用を開始することができます。
ステップ7.格安SIM契約完了
お疲れ様です。
最高の格安SIMライフをお楽しみください。
まとめ
これでみなさんはなにもしなくても、夫婦で年間140,000円を稼ぐ仕組みを構築することに成功しました。
次にみなさんがすることは、海外の旅行やクリスマスプレゼントをベットでゴロゴロしながら、
格安SIMに乗り換えたスマホでじっくり考えるだけです。
ちなみに僕は、格安SIMに乗り換えて約4年がたちますが、ストレスなく使えているのでみなさんの場合も問題はないと思います。
万が一、不明な点やご相談のある方はTwitterのDMからご連絡をいただければ、時間があれば無料でご相談にのらせていただきます。
MNOから格安SIMへの代行サービスは別の会社で提供していますが、
どうしても自分で契約を変更するのがめんどくさい方や、多少のお金を払ってでもさらに確実に契約更新をしたい方以外にはオススメはしません。
その理由は、この記事を見ればすべてわかってしまうからです。
みなさんと次の記事でお会いできるのを楽しみにしています。
それでは失礼します。