こんにちは、筋トレ・ダイエット・減量期の新しい食事法を考えるのが大好きな「コボヒロ」です。
筋トレをして、減量をして、ダイエットに成功して、それが習慣化してから「食事」に対する意識がすっかり変わりました。
昔はあれほど大好きで中毒的に飲食していたクレイジーでジャンクな食べ物たちは一切体が受け付けなくなり、
「自炊をしないと気持ち悪い」
という超健康体質に生まれ変われました。
おかげで今は、
- 筋トレをしながらのダイエット
- 筋トレの減量期メニュー
- 減量期の食事法
- 筋トレと減量期の食事
ありとあらゆるボディメイクの質問や依頼が来ており、
「そのうち本でも書くんじゃないの?w」
ってぐらいに僕が行っている変幻自在の体重管理法が注目されているようです。
そこで今日は僕が実際に行っている
「筋トレ・ダイエットをしながら痩せられて、筋肉を残して脂肪だけを減らす科学的な食事法」
を無料で公開します。
信頼担保の為にご報告しておくと、僕は「2ヶ月で10kgの体重」を落とすダイエットに成功しています。
勘違いして欲しくないことは、僕は間違っても
「簡単に、手軽に、楽に、誰でも、すぐに」
なんて詐欺のような食事法をご紹介していくわけではありません。
そんな甘っちょろい言葉であなたを誘惑することは絶対にしません。
そんな言葉を書いている記事は偽善で嘘つきです。
なぜそこまで言い切れるのかと言うと、
今からあなたがやる「減量」という行為は人間の三大欲求の1つ、「食欲」に抗う行為なのです。
例えるなら、72時間起きててメチャクチャ眠いのに
「寝てはいけない」と言われ「睡眠欲」に抗う行為に等しいのです。
これからあなたはそういう「茨の道」を進んでいくことを選ぼうとしているのです。
考えただけでもめちゃくちゃキツくないですか?
もちろん「この記事に書いてある食事メニューをそのままパクれば痩せんだろwww超簡単じゃん( *´艸`)」と考える人は賢く正しいのですが、
「なぜこの食事を摂る必要があるのか?」
「この食事の摂取する意味はなんだろうか?」
ということを想像できていないとその効果は半減してしまいます。
例えば、筋トレで「デッドリフト」をしているのに、
「どこを鍛えているか分からない」
という人の筋トレ効果と、
「デッドリフトは僧帽筋、広背筋、脊柱起立背筋、大腿四頭筋、ハムストリング、大臀筋、前腕筋、上腕二頭筋に効いているんだ」
と考えながら筋トレする人の効果の差は、研究で「30%以上の開き」があると発表されています。
他にも、『特定の食品を食べる場面を想像すると、その食品に対する欲求が減少し、実際に食べる量を減らすことができる』
という研究も最近発表されました。
想像の力はそのくらい凄まじいモノなのです。
せっかくですから、想像の力も存分に使って減量しませんか?
というご提案をしたところで、そろそろ本題に入っていきましょう。
朝食【タンパク質を意識しよう】
- プロテイン(1杯)
まずは朝食がプロテインになるメリットを挙げていきましょう。
朝食をプロテインにする6つのメリット
1.早い
2.継続しやすい
3.リバウンド防止
4.食欲を抑えられる
5.筋肉の分解を抑制してくれる
6.脂肪を燃焼しやすい状態にしてくれる(単純に痩せる)
『粉をシェイカーに入れて、水をドバドバ入れて、蓋閉めて、シャカシャカ振って、グビグビ飲んで、ササっと洗って、ハイっおしまい!』
朝食は上記の工程で完了するので「1分間朝食」と僕は呼んでいます。
「朝食を食べないと力が出ない!」
「朝食を蔑ろにすると体に悪そう!」
と言った意見や非難の嵐が飛んできそうですが、僕の減量期の朝食はマジでプロテイン1杯だけなんです。
次の章で証明しますけど、『朝食は食べた方が良い』という理論はすべて迷信の類というか「嘘」です。
「朝食を制す者はダイエットを制す」
といっても過言ではないぐらい1日のうちで最も大切な食事になります。
朝食こそ、僕がダイエットにおいて最も考え抜いたポイントだと言えるでしょう。
「食べないのではなく、タンパク質を飲む」
これこそが「長時間食べなくても大丈夫な体づくり」すなわち「リバウンド防止」をするための基礎になるのです。
ここまでを読んで
「なんだそれだけかwそれじゃ私も真似しよー!」
と言って、すぐに真似をするようなクレイジーな人は少ないハズです。
(というかこの段階で真似をしちゃ絶対にダメ)
どちらかというと、
「それはお前の例だろ?w私は違うかもしれないじゃん(笑)」的な人が圧倒的に多いハズです。
そこで今から「僕が朝食をプロテインした理由」などをしっかりと説明していくので、
自分の目で確かめて、頭で理解して、しっかりと納得した上で真似してみてください。
みなさんが持っている従来の「朝ゴハンの常識」を今から跡形もなく粉々にぶっ壊していきます。
1.早い
2.継続しやすい
3.リバウンド防止
4.食欲を抑えられる
5.筋肉の分解を抑えられる
6.脂肪を燃焼しやすい状態にしてくれる(単純に痩せる)
「減量期には朝食を食べた方が痩せる!」と言っている人は100%「嘘つき」
「きっちり朝昼夜3食食べましょう!」
そんな時代はガラケーと同じでそろそろゴミ箱に捨ててもいい時期だと僕は思っています。
この議論をすると大きく2つのグループに大別ができます。
1つは「減量期に朝食は食べないと太る派」
もう1つは「減量期に朝食を食べると太る派」
です。
「減量期に朝食は食べないと太る派」の主張
- 朝食を食べないとエネルギー補給ができず、集中力や頭の回転が下がってしまい仕事に影響が出る。
- 朝食を抜くことで昼食と夕食にドカ食いしてしまうため肥満になりすい。
- 体内時計がリセットされないため自立神経が乱れてしまう。
- 腸の動きが活発にならずに便秘になる可能性が高くなる。
このあたりが有名どころの意見になります。
実際にこの手の論文は多数存在しています。
ふむふむ、確かに一見すると「減量期でも朝食を食べないとマズイ!!」という危機感にさらされてしまうのも無理はありません。
しかし残念ながら「僕の朝食メニュー」を変えることは難しいです。
理由は簡単で、この手の論文には目に見えない落とし穴が隠されているからです。
その論文の落とし穴とは「研究対象者の社会経済的な背景が考慮されていない研究ばかり」というところにあります。
このような研究を「観察研究」と言うのですが、要は「信頼性に欠ける研究論文だ」ということです。
例えば、
栃木県の子どもがアサガオの観察日記をまとめて「この方法ならアサガオは絶対に咲きます!」といっても、
シベリアのオイミャンコに住む子どもが、栃木県の子どもと同じ手順でアサガオを育てたとしてアサガオは咲くのでしょうか?
答えは簡単です。
シベリアのオイミャンコでアサガオが咲くことは絶対にありえません。
なぜなら、環境が全く違うからです。(オイミャンコの外気温は-71.2°)
このように「住んでいる地域の環境(属性)」や「経済状態」を考慮にいれていない研究を根拠に持ってきているのが、「朝食は食べないと太る派」の主張ということになります。
例えば、
経済的に豊かな高所得者は健康に注意するため朝食を食べることが多く、アルコール摂取が少ない健康的なライフスタイルを好む傾向にあります。
一方で経済的に乏しい低・中所得者は朝食を食べることが少なく、肥満であり、栄養不良である傾向が高く、不健康的なライフスタイルである、
という研究結果はとても有名な話でしょう。
この結果を盾に「やっぱり朝食は食べるべきだ!!オーッ」と言われても困ります。
なぜなら、このような背景が示していることは
「朝食を食べないから太りやすいのではなく、朝食を食べない人はそもそも健康意識が低く、肥満傾向なんじゃないの?」
ということが真に言えてしまうからです。
つまり「朝食を食べるか食べないかは、体重に直接関与していない可能性が高い」のです。
少し乱暴にまとめるなら
「金持ちは自分の健康まで気が回るけど、貧乏人はそこまで考えてる暇はないよね。」
ということです。
だから、この記事を読んでいるあなたも、この記事を書いている僕も、どうやら「お金持ち」の括りに入れるようです(笑)
だって、すでに自分の健康について気が回っているんですから。
そこで「それじゃさ、真実はどっちなんだろう?今度は高所得者だけで調べてみようぜ!」とたくさんの研究が行われました。
これが俗にいう「ランダム化比較試験(RCT)」です。(いろんな国のデブもガリガリもランダムに選定した研究)
今度はできるだけ正確な数値をとるために、高所得な国の人間をランダムに選定して、さらに16週間(4ヶ月)調査して朝食と体重の相関関係を明らかにしようと試みました。
さてさて、なんか朝食の話をしているだけなのに面白くなってきましたね。
これでようやく真実にたどり着けるというわけです。
研究の末「朝食は食べないと太る派」VS「朝食を食べると太る派」のどちらに軍配が上がったのでしょうか?
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勝者は「朝食を食べると太る派」でした。
どのランダム化比較試験をみても「朝食は食べないと太る」という報告はありませんでした。
『朝食を食べないグループ』 は、16週間で体重が平均で「約-1.2kg」に対して、
『朝食にオートミールやシリアルを食べたグループ』は、16週間で変化はほとんどなかったとのことです。
「いや、そんな痩せ方不健康だ!!」
と思う人もいるかもしれませんが、
実験前と実験後の基礎代謝や血圧などにネガティブな変化は見られなかったので、健康的に減量に成功しているということになります。
16週間(4ヶ月)で-1.2kgの減量ができるのだから、単純計算で1年(12ヶ月)で-3.6kgの減量に成功することになるのです。
朝食を抜くだけで( *´艸`)グシシ
この結論から朝食に関するたくさんの常識が再度研究され、ぶっ壊され始めました。
「朝食は毎日食べたほうがいい説」
「朝食を食べないと頭の回転が遅くなる説」
「朝食をとらないと昼食でドカ食いをして脂肪としてため込んでしまう説」
などなど。
冒頭で見てもらったすべての意見が否定されてしまったのです。
確かに朝食を抜くと健康的に体重を減らせるのですが、僕が求めているのは引き締まった体を維持しながら痩せる「減量の食事」です。
ただ朝食を抜くだけでは、筋肉と脂肪が同時に分解されてエネルギーに変換されてしまいます。
そこで僕は「筋肉の分解を抑える」ことを目的として、朝のたんぱく質が枯渇した体へ効率的にたんぱく質を補給できる「プロテイン」を飲み始めたのです。
以上のことから、
「朝食」という概念自体が減量においての「脂肪」だった。
ということがさまざまな研究で証明されてしまったのです。
・朝食はプロテインを飲む。
そもそも『朝食』の誕生はつい最近のこと。
これでも納得できない人たち向けに、少し違った視点から「朝食」という概念そのモノの違和感について解説していきます。
これは僕の大好きなYouTubeチャンネルの1つでもある「ディスカバリーチャンネル」での動画をみているときに気付いたことです。
それは「エド」という男が裸で辺境の地に降ろされて、10日間自給自足の生活を送るという少しクレイジーな動画を見ているときです。
とりあえず動画のリンクを張っておくのでぜひ一度は見てください。
最高にクールな動画です。
全裸で「食料」「火」「水」「寝床」を探しながら生活する姿をみて「何が楽しいのかわからない楽しさ」があり、なぜか惹きつけられてしまう変な中毒性動画になっています。
ちなみに、至ってシンプルな英語を使うので英語の勉強にもオススメです。
ココで少し考えてほしいことがあります。それは
「私たち日本人は朝起きたらまず何をするだろうか?」
ということについてです。
多くの人はまず冷蔵庫を開けて、水を飲んだり、朝食の準備にとりかかるのではないでしょうか?
生まれた時からある「冷蔵庫」という四角い箱。
その生活が当たり前の日本人。
そこには疑いの余地なんて何1つないとずっと思っていました。
しかし、先ほど紹介した動画の主人公「エド」を見て冷蔵庫という物に違和感を覚えました。
彼は朝起きて「フレッシュな水」を川に飲みに行きます。
そのあとに空腹のまま狩りに行ったり、獲物を捕獲するトラップを仕掛けに出かけます。
そのあとに罠に獲物がかかることを願いながら、寝床を作ったり、火をおこしたりします。
もし、獲物がかからなかったら空腹のまま寝て、寒い夜を裸で過ごす。
これが彼の1日になります。
この生活こそ、冷蔵庫が登場する前の人間生活といえるでしょう。
この生活は日本では1930年代まで続いていました。
実は『冷蔵庫』という物が日本にきてまだ100年も経っていないのです。
目覚めてすぐにフレッシュな水が確保できている、鮮度が保たれたお肉や魚が保存されている、そんな動物はここ最近の「人間」しか存在しないのです。
百獣の王と言われるライオンでさえ、寝て起きて枕元にフレッシュなエサが転がっていることはまずありえません。
彼らも朝起きたら水を飲んで狩りに行くのです。
ライオンは狩りが下手で何日も食べられないことなんて珍しくありませんし、場合によってはハイエナから餌を奪い生きています。
だから「人間も朝食を食べなくても不都合は何もない」と言えるのはないでしょうか。
なぜなら、人間も動物なんですから。
コラム:子どもには無理のない範囲で朝食を食べさせましょう【ぼくの苦い思い出】
ココまで読んだダイエットをしたい賢い大人は「朝食を食べない方が痩せやすい」ということは分かってくれたと思います。
それでは「子供も朝食を抜いたほうが良いのか」というとそうではありません。
かといって「無理やりにでも食べさせろ」というわけでもありません。
ここからは僕の幼少期の思い出話になります。
僕の朝食に関する子供の頃の記憶は「辛い」というこの一点に尽きます。
寝起きからガッツリ食べられない人なんて世の中にはたくさんいると思います。
僕もそのうちの1人でした。
しかし、忘却線の彼方にいる小学生の頃の僕は、朝食を泣きながら食べさせられていました。
山盛りの白米にバランスのよく取れた食事が毎日テーブルに並んでいたのです。
世間から見れば「とても理想的な朝だ!」「素晴らしい母親だ!」と思う人もいるかもしれませんが、僕にとっては何よりの苦痛、まさに地獄の時間でした。
朝起きてすぐに食欲なんて湧かないし、見るだけで「オェ!」とえづいてしまうぐらい朝食を体が受け付けなかったのです。
その理由は簡単で、前の日にしこたま食べた夕飯のグリコーゲン(エネルギー)が胃に残っていたのです。
残念ながら当時の僕にそんな知識はなく、上手い言い訳は思い浮かばなかった、というのが最大の敗因だったと言えるでしょう。
母親が作る朝食はあまりにも手の込んだ料理だから残すと怒られるし、
「今日は食べない。」
と言えばその倍は怒られました。
まぁ、今となってはそのおかげで、強くて頑丈な体の下地ができていたので両親には感謝しかありません。
あざす(._.)
という僕の経験を踏まえて、もし子どもが望むのなら「適度な朝食」を食べさせてあげてください。
子どもは基本的に成長期なので朝食は食べた方が良いです。
でも、食べられる範囲で大丈夫です。
なぜなら、子どもは大人と違って胃が小さいからです。
無理やり胃に詰め込んだりさせる必要は全くなくて、食べられる範囲でゆっくり食べさせてあげてください。
もちろん子供から多少は嫌われるかもしれませんけど、それも踏まえて親の役目です。
いつか感謝される日が来ることを信じ、喜んで嫌われましょう。
ちなみに「朝食を食べている学生は成績が良い」というデータがネット上に飛びまわているようですが、完全に怪しいデータと言えるでしょう。
データの出どころは確か文科省だったかな?世も末ですなw
ココまで読んでこれた人ならその理由が分かるハズです。
少し考えてみましょう。
・
・
・
この研究では「朝食」と「成績」の相関しか見ていないというところに明らかな欠陥があります。
「成績」は、子どもの家庭環境、勉強の方法、自頭の良さ、塾に通っているのかなど、さまざまな要因があるはずなのに、そういったことを一切考慮していません。
ゆえに、信用できるデータではないということです。
この研究結果が「朝食を食べている学生は自己管理ができている」という研究結果なら百歩譲って納得の余地はありますけど、
「朝食」と「成績」を関連付けるのは流石にいかがなものかなと思います。
みなさんも怪しいデータにはくれぐれも気を付けましょう。
昼食【自由】
- 自由(1000カロリー以下に抑えることが理想)
んっ?意外ですか?
僕の場合は仕事の影響で昼食は外食がメインにだったので、減量期と言えどストレスなく好き勝手食べていました。
減量中の食事で唯一好き勝手食べられる時間なのですが、必ず守ってほしい注意点が1つだけあります。
それは「炭水化物をしっかり食べる」という1点です。
「炭水化物を抜く」ではなく、炭水化物をしっかりと食べてください。
朝ゴハンにプロテインを1杯摂取しているからと言っても、お昼になれば体内のエネルギーは必ず枯渇している状態になります。(脂肪の燃焼が進んでいる状態)
そこでしっかり炭水化物を食べてあげないと、ダイエットスタート時の僕のように地獄の怠さを味わうハメになります。
と思うのも無理はありませんが、実は減量の食事、ダイエット中に糖質を摂ることは全く問題ありません。
大切なことなのでもう一度言っておきます。
「昼食には炭水化物を食べましょう!!!」
今なおダイエットの王として君臨している糖質制限ダイエットは、「馬鹿でも理解できる」という理由で流行っただけで結局はただのカロリー制限に他なりません。
確かに糖質制限ダイエットは「痩せる」とは思いますけど、わざわざ「茨のダイエット生活」を送る必要はないと僕は考えています。
しかも、糖質制限ダイエットをした人のダイエット後の経過を観察していると8割以上がリバウンドをしています。
なので僕は「糖質制限ダイエット」というダイエット法は「そこまで優秀ではない」と個人的に思っています。
減量期に糖質制限とか馬鹿の極みです。
詳しくは
をお読みください。
「ダイエットは痩せて終わりではなくて、体型を維持するまでがダイエット」
個人的にはそう考えています。
さて、話を昼食に戻しましょう。
しっかりとした根拠に基づいて、カロリーを摂取することが出来るのならば、糖質はダイエットの味方になってくれます。
昼食のオカズは「唐揚げ」でも「すき焼き」でも「トンカツ」でも好きなモノを食べて大丈夫です。
ここで大きな勘違いしてしまう人がいるかもしれませんが、油は敵ではありません。
脂質は減量の敵と思われがちですが、その考え方は大間違いです。健康的なダイエットには、良い脂肪分は必要不可欠です。
「減量中に脂質を取らない」その選択では減量は成功しない。
脂質の役目をみなさんは正確に言えますか?
脂質は主に3種類に大別することが出来ます。
1.肉やバターの動物性脂肪に含まれる「飽和脂肪酸」
2.オリーブオイル・アーモンド・アボガドに多く含まれる「一価不飽和脂肪酸」
3.大豆油、ひまわり油、魚の脂肪などの「多価不飽和脂肪酸」
それぞれの脂質にはそれぞれ違った役割があります。
一般的に悪い脂質といわれるのが「飽和脂肪酸」です。
その理由は脂肪やコレステロールを簡単に増やしてしまうからです。
これに対して「不飽和脂肪酸」はコレステロールを減らす働きがある良い脂肪分なのです。
さらに、コレステロールを低下させる働きが高いのは「多価不飽和脂肪酸」ですが、摂りすぎるとコレステロール全体を減らしてしまうので、摂りすぎには注意が必要です。
一概に「脂質」と言っても、減量期でも摂取した方が良い脂質と、減量期に限らずに摂取しない方が良い脂質があるのです。
なので減量期には、血中の悪玉コレステロールを減らす「一価不飽和脂肪酸」を積極的に摂取しながら、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)などの「不飽和脂肪酸」を豊富に含んだ新鮮な青魚などを定期的に食べるのがベストな選択です。
他にも脂質はビタミンの吸収効率を高めてくれるので、「減量をしたら肌がガサガサになった」なんてことも回避してくれます。
減量中の食事に積極的に脂質を取り入れることで最終的に肌ツヤの良い体に仕上がります。
むしろ油を全てカットする脂質制限ダイエットは、減量に最も向いていないダイエットの1つです。
以上のことから、昼食に揚げ物を食べても何の問題もないと言えるのです。
というわけで、お昼はしっかりと美味しいオカズと糖質、そして脂質をしっかりと食べてください。
最後にもう一度だけ言いますけど「1000キロカロリー以下」ですからね?
・糖質・脂質をしっかりと摂取して、1000キロカロリー以下に抑えよう!
夕食【肉+野菜】
- ほうれん草(5束)
- 生卵(3個)
- トマト(1個)
- ブロッコリー(1/2房)
- 鶏のムネ肉(300~400g)(皮は捨てて、身は茹でる)
減量中の食事で最も気を遣わなければいけない食事は夕食です。
そして僕は1年以上減量中の食事を研究した結果、この下地を完成させました。
昼食は好き勝手に食べた分、夕食は基本的に野菜ベースのヘルシー路線で固定しています。
さすがに完全固定だと飽きが来て減量やダイエットに失敗するリスクが上がってしまうので、夕食にちょっとした変化を加えるのが僕の減量期の楽しみです。
例えば、
- アスパラを5本追加してみる
- 生卵をゆで卵や温泉卵にしてみる
- ブロッコリーの代わりに、アボカドを食べてみる
- 鶏のムネ肉の代わりに、鶏のモモ肉を食べてみる
- 茹でるのではなく、焼いてみる。
- お肉につけるタレをちょっと高いものにしてみる。
などなど、現在でも毎日変化を与え、試しては変えを繰り返しています。
変化を与えないとと体が慣れてしまい、俗にいう「停滞期」を味わうハメになってしまいます。
そんなことは減量期において無駄な時間なので回避しましょう。
変化の与え方は、その日の気分によっても変えることもあれば「この食材に挑戦したいな」と思って計画的に導入することもありました。
自分なりの楽しみを見つけることがダイエットを成功させるコツだと思うので、何か1つ減量中の楽しみを見つける努力をしてみてください。
きっと減量期を楽しむことができるハズです('◇')ゞ
・野菜中心のヘルシー路線で。
・変化を少しずつ与えよう。
僕が最もコスパが良いと思った商品
冷凍ブロッコリーは常に冷凍庫にぶち込んで置いて欲しい商品です。
入っていて特こそあれど、絶対に損はないと断言できます。
ちなみに、夕食は可能な限りオンラインで定期購入することをオススメします。
そうすることで減量期の大幅な時短&決断疲れの回避に繋がり、減量の成功確率がグンッと大幅に上がります( ..)φメモメモ
ちなみに、決断疲れについて知らない人は
「ダイエットは「ルーティン・習慣化」を体得することが成功率を引き上げる【ダイエットは脳死プレイが最強】」
を読んでみて下さい。
食後のデザート【フルーツ】
- ブルガリアヨーグルト(1個)
- ぶどう(1房)
- キウイフルーツ(1個)
これが減量期最大の楽しみでした(笑)
「夕食を食べた1時間後」か「就寝1時間前」に積極的にフルーツを食べましょう。
「寝る直前に食べると太るんじゃないの!?」
と思っている人は多いと思いますが、その知識も全くのデタラメです。
「20時以降は何も食べないようにしましょう」
とか言っているブロガーの人って多いと思いますが、どこからそういったデタラメなデータを出しているのかとても気になります。(絶対にウソつき)
僕が論文などを調べた範囲では
「夕食を摂取する時間帯と体重の増加には相関はない」
というデータしか発見できませんでした。
そんなことは少し考えればわかるのは当たり前で、例えば、
Aさんがさらに22時に1500キロカロリーを摂取したらどうなるでしょうか?
※「タップ・クリック」すると答えが開きます。
最後の夕食が18時でも20時でも間違いなく太ります。
なぜなら、総摂取カロリーが総消費カロリーを上回っているからです。
一方で、
そこでBさんは22時に追加で1500キロカロリーを摂取しました。
さて、Bさんはどうなるのでしょうか?
※「タップ・クリック」すると答えが開きます。
その理由は、総消費カロリーが総摂取カロリーを上回っているからです。
足らないカロリー分のエネルギーは、ため込んだ脂肪を少しずつ分解して補います。
ゆえに、痩せるのです。
以上のことから「夕食を摂取する時間とデブは相関関係がない」と言えるのです。
ちなみに、減量中に食後のデザートで「ケーキ」や「ミスタードーナツ」を食べても別に問題はありませんが、個人的にはオススメしません。
なぜなら、減量中に「ケーキ」や「ミスタードーナツ」を食べるメリットが全くないからです。
「ケーキ」や「ミスタードーナツ」はタンパク質、ビタミン、ミネラルがほとんど入っていない「砂糖(毒)の塊」なので、基本的に体に害しかありません。
どうしても減量期間中に「ケーキ」や「ミスタードーナツ」が食べたい人は、
を読んでから、一心不乱に「ケーキ」や「ミスタードーナツ」をむさぼってください。
この記事に書いてあることを忠実に実行できれば、1日ぐらい死ぬほど甘いものを食べても絶対に太らないのでご安心を('ω')
自分で言うのも恥ずかしいのですが、一読の価値はあると思いますw
その他の減量期に関する注意事項
- 死ぬ気で筋トレをする。
- お酒とタバコはしない。
- 間食に「ナッツ」などは食べない
- ブラックコーヒーを飲めるなら飲む。
(体を動かすことで脂肪燃焼効果が期待できる) - 水を意識して1.5リットル以上飲む
まとめ
このサイクルを60日間ぐるぐる回すだけで、僕は2ヶ月間で10kg以上痩せました。
何か不明な点があれば、お問い合わせフォームからメールもしくは、TwitterからDMを送ってください。
すぐにアドバイスさせていただきます('ω')ノ
でわまたっ。良いダイエットライフを!